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子供にお小遣いをあげなかった貧乏な親 と お金の大切さを学んだ泣ける娘たち

子供のお小遣い

親として、子供たちに大変申し訳なく思っていることがあります。

おそらく、この罪悪感は一生引きずることになるでしょう。

大変申し訳なく思っているのは、娘たちに毎月のお小遣いを渡せなかったこと。

子供たちが嫌いで意地悪をしたわけではありません。

「子供にお小遣いなど要らない」と考えたことだって一度もありません。

ただただ、月々の生活がいっぱいいっぱいでお小遣いを渡す余裕がなかったのです。

子供のお小遣い、皆さんはどうされていますか?

子供のお小遣い

子供のお小遣い、相場っていくらくらい?

いつからお小遣いをあげたら良いの?

子供のお小遣いの使い道って?



親には子供が成長するにつれ、このような疑問がわきますよね?

ご参考までに2015年に行われたインターネットによるアンケート調査によりますと、

お小遣いの平均額は

小学校低学年:500円以内

小学校高学年:1.000円以内

中学生:1.000~3.000

高校生:3.000~5.000

となっているようです。

お小遣いをあげる目的は

金銭感覚を身につけるため、お金の管理能力を養うためを圧倒的に多く

他、お金の使い方を知るため、友だち付き合いに困らないためなどの声が多かったようです。

なかには「お金を稼ぐ感覚を養うため」という回答もあり、これも確かに!!というご意見です。

お金を稼ぐことがどんなに大変かということを早い時期に体感させるのは大切なことだと思うのです。

キャッシュカードやローンなどに頼らず、お金には堅実に暮らして欲しいと願うのは親として当然ですのでね。

十分に納得できる内容です。

我が家も子供たちへのお小遣いについて、深く考えました。

「お金」に対する考え方を身につけてもらいたかったので、お小遣いは必要だと考えていたのです。

しかし現実問題、想像以上に毎月のやりくりが大変でした。

あれよあれよで時が過ぎ、お小遣いを与えることができなかったんです。

もちろん、学用品、おやつ、洋服など必要なものは買ってあげていました。

最低限ですけどね。

インターネットによるアンケート調査には

意外に「渡していない」という回答も多かったので、お小遣いを渡していない親として少し肩の荷が下りた気分。

子供のお小遣い
資料元

「〇〇ちゃんはお小遣い3.000円もらってるんだって!」

「〇〇ちゃんはお小遣いはないけで〇〇(高額商品)を買ってもらったんだって」

子供たちの「お小遣いが欲しい!」という最大アピールだったのでしょう。

不甲斐ない親でごめんとしか言いようがありません。

お小遣いのメリット

子供にお小遣いをあげるメリットは多分にありますよね。

お金の管理ができる
おこづかいをもらうことで、やりくりすることを覚えます。

欲しいものを好きに買っていたらお金はなくなってしまう。

欲しいものを買うために貯金する

使うお金、使わないお金をわける

おこづかい帳を作る
などの方法を自分なりに考えるようになります。

これがお金の管理能力に繋がっていきますよね。

お金の大切さを知る
自分が欲しいものをコツコツ貯めて手に入れることで「お金を大切さ」を知ることができます。

同時に「物」を大切にすることができます。

大人になり、働かずして(収入なくして)何かが買えることはない。

お菓子一つ買うために労働が必要なわけです。

「お金の大切さ」や「品物の大切さ」をを知っておくことは将来のために大事なことですよね。

計画性が育つ
決められたおこづかいで使い道を考えること。

買いたいものリストを作るとか、

買うものに優先順位をつけるとか、

おこづかいの中からいくら貯金するか、

などを考えることで計画性を育てることができます。

無計画では、いつまでも自分の欲しいものは買えませんからね。

お小遣いを与えず、このメリットをどう育てたか?

お小遣いを渡せなかった我が子たち。

これらのメリットが育ってないと思います?

いえ、立派に(この表現は的確なのか?)身についています。

お小遣いが渡せない貧乏な家庭に育つ子供たちを不憫に感じていたため、

年に一度のお年玉だけは全て本人のものとしました。

使い道についても特に支持したこともありません。

お年玉といえば、親が預かり子供名義の通帳に預金するという話を耳にすることが多いですよね。

しかし、我が家は違いました。

お年玉総額を子供本人に管理させたのです。

一時金としては多額ですが、これを一年のお小遣いとして賄うにはどんなに大変だったことか、、、

我が家はお年玉をくれる親戚も少なく、3万円になれば喜ばしいことでした。

月額にして2500円。

お友達と市街地までショッピング~ でもバス代だけで往復720円はかかります。

我慢したこともたくさんだったと思いますが、それに対して不平を言うことは一度もなかったです。

どれだけの「やりくり」と「我慢」を繰り返したことでしょう。

親としては身につまされるばかりですが、お小遣いをもらえる誰よりもお金の管理能力が養えたはずです。

社会人となった娘は、小さい頃から培った経済力で

大好きなお洋服を買い、旅行を楽しみながら、慎ましい日々を送り積み立て貯金もしっかり実行しています。

お金を使うべきところ

我慢するところ

を明確に区別しながら、やりくりしているようです。

お金には堅実なので心配することは何一つありません。

親としては未だに申し訳ない気持ちが強いのですが、お小遣いを渡せなかったことが子供にしっかりとした「お金の管理能力」を習得させたと思われます。

(なんとも複雑な想い)

必ずしもお小遣いを与えることが良いとも言えないということがわかりました。

おこづかいをもらえないことで、子供達は大変な思いをしたことでしょう。

でもそれが「お金」の管理能力を育て、お金の大切さがわかる大人に成長するのなら、悪いことではないなと感じます。

無駄遣いはしない、でも好きなことにはとことん使い、かつ貯金もできる!!

わたしとしては理想的な生活だと感じています。

家庭も、子供の育てかたも、お小遣いをどうするかも家庭それぞれです。

子供さんの将来を考えながら、ご両親で話し合い決断された結果が一番良いのは言うまでもありません。

話し合った結果、お小遣いを与えないというケースもあると思うのです。

その際「お小遣いをあげる経済的な余裕がないわ・・」と困っている方の参考になる話ではないかと感じたので、こうして記事にさせていただきました。

捉え方も、学び方も考え方次第です。

お小遣いをあげないことが必ずしも悪くないということを考慮していただけたらと思います。

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子供にお小遣いをあげなかった貧乏な親 と お金の大切さを学んだ泣ける娘たちを最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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