夕食、お弁当の食材を買い出しに行くと必ず買うものがあります。
経済的にはもちろん、レシピも豊富で美味しく栄養的な効能も期待できる「もやし」
何かと重宝するもやしは我が家の必須食材となっています。
すぐに調理して保存、冷凍で保存と大活躍です。
もやし
気候の変動により、野菜の値段はびっくりするくらいに変化します。
野菜が好きな自分としては、今季の緑野菜のお値段の高さには驚きが隠せませんでした。
キャベツ一玉400円?!
レタス一玉398円?!
あっという間になくなる緑野菜、買いたいけどサッと手が出ない・・・。
でも、野菜がない食卓なんて考えられませんよね。
栄養的にも、見栄え的にも肉、魚のみというのはちょっと・・・。
我が家ではそんな時、いやオールマイティーに活躍するのが「もやし」なんです。
みなさん、もやしは「安い」イメージがありますよね?
コスパも良く、美味しくて、料理のアレンジ法も広く、実は栄養的にも満点なのです。
もやしの栄養
もやしはダイエット食としても人気があり、コスバもいいけど、、、
栄養的にはあまり期待できないんじゃない?と思っている方も多いでしょうね。
でも、そんなことはありません。
もやしの主になる栄養素は
・ビタミンC
・食物繊維
・カリウム
・アスパラギン酸
ビタミンCは言うまでもなく健康、美容には欠かせない栄養素です。
抗酸化作用があり、免疫力を高めてくれるので風邪予防にもなりますね。
食物繊維は女性が摂りたい栄養素の一つ。
便秘予防、肥満予防にもなるためダイエット食として人気を得ています。
カリウムは健康維持に欠かせないミネラルの一種で血圧を下げる働きがあるため、血液の循環を整えてくれます。
この3つの栄養素については皆さんも良くご存じでしょうがアスパラギン酸はあまり聞いたことがないのではないでしょうか?
アスパラギン酸はタンパク質に合成に使われたり、アンモニアを体外に排除したり、疲労に対する抵抗力を高める働きもあります。
こうして、改めてもやしの栄養素を見ると安いから栄養価が低いということはなく、子供から大人までたくさん食べても損のない、私たちの健康にしっかりと貢献してくれる食材なのです。
もやしの種類
「もやし」の種類ってみなさん、ご存じですか?
意外と知らずに気にせず食べている方がほとんどではないでしょうか?
もやしは豆が原料となりますが、その豆によって種類が分類されるのです。
私たちが見る主なもやし(豆)は、緑豆もやし、黒豆もやし(ブラックマッペともいう)、小粒大豆もやし、大豆もやしです。
緑豆もやし
国内では最も生産量が多いとされる緑豆モヤシは太めのシャキシャキ感が強いという特徴があります。
黒豆もやし
太めのもやしでシャキシャキ感も緑豆モヤシと変わりませんが、豆部分に少し甘みがあるのが特徴です。
小粒大豆もやし
小粒大豆のもやしは日本で古くから食べられているモヤシで、茹でて食べることに向いているモヤシです。
大豆もやし
豆部分が大きいのが特徴で、ナムルや炒め物、スープなどに使うのが向いているモヤシです。
思い浮かべてみると「あー、あのモヤシね!」とご想像いただけたのではないでしょうか?
もやしのストック(保存方法)
もやしの栄養はよく理解できたけど、日持ちしない食材では?
毎日もやしだけ買いに行くのも面倒、、と思われがち。
もやしは数袋購入して冷蔵庫で保存することが可能ですよ。
そのまま冷蔵庫に入れたら1~2日。
タッパーなどに入れ、ひたひたの水に浸けて冷蔵庫に入れたら3~7日。
毎日タッパーの水を入れ替え、一手間かけることで保存日数が長くなり、もやしのしゃきしゃき感も残すことができます。
ただし、水溶性のビタミンCなどは流失してしまうので栄養を重視するなら冷凍保存がおすすめです。
もやしは冷凍保存も可能なんですよ。
袋を開けずそのまま冷凍するか、袋から出した場合はできるだけ平らに伸ばして冷凍して下さい。
2~3週間は大丈夫です。
一度冷凍したもやしは解凍せず、そのまま調理して下さい。
冷凍保存は便利ですが、水分が出てしまうので多少べたっとするリスクがあります。
もやしを買う理由
もやしの栄養、保存方法について知っていた方も、知らなかった方も再認識して頂けたかと思います。
もやしの栄養素も去ることながら、我が家で必須食となっているのはバリエーションの広さからです。
夕食メニューの一品に
お弁当おかずの一品に
メインメニューにも使える食材でもあります。
さらに美味しく、価格が安いというメリットもありますね。
野菜の値段が上がっている時期にはもやしで代用することもしばしば。
もやしメニュー
和洋中、どのメニューにも活かせるもやし、アレンジの幅は予想以上に広いものです。
我が家で定番になっているもやしメニューを皆様にご紹介させて頂きます。
昆布茶を使って
もやし、他冷蔵庫にある野菜(人参、玉ねぎ、ニラ、キャベツなど)を炒めて、昆布茶で味付けをします。
分量はお好みで。
たったこれだけで、熱くても冷えても美味しいです。
数種類作り、夕食、お弁当に使います。
簡単で、とても便利な一品ですよ。
昆布茶をシンプルな塩コショウの味付けに変えることもあります。
ナムル風に
さっと茹でて湯切りした後、ごま油と鶏がらスープの素で和えます。
たったこれだけで美味しい副菜になるから嬉しい!!
また、冷蔵庫にある残り野菜を一緒に混ぜても良いですよね(人参、ほうれん草、小松菜など)
夕食、お弁当と両方に使えるので多めに作っておきます。
酢の物として
もやしとささみを茹で、ささみを食べやすい大きさに割きます。
醤油:大さじ1
酢:大さじ1
砂糖:大さじ半分
ごま油:大さじ半分
で和えると、さっぱりとした食べやすいもやしメニューになります。
材料があれば、ハム、きゅうり、大根(細切り)、わかめ、ブロッコリーなどを一緒に和えても美味しいです。
スープとして
主に冷凍したもやしを使うことが多いのですが、みそ汁、たまごスープに使うといつもと違う食感が楽しめます。
たまごスープは沸騰したお湯にもやしを入れ、鶏がらスープ+薄口醤油で味付けして、溶き卵を入れるだけ。
夕食の一品として使えるわりに、簡単すぎて重宝するスープです。
チャーハンにはおすすめのスープです。
割増材料として
野菜炒め、焼きそば、あんかけ、チャーハンなど炒め物の量を割増したいときに最適な「もやし」です。
肉だけ、、麺だけ、、ご飯だけよりももやしを入れることで栄養的にもバランスの良いメニューになりますし、何よりも歯ごたえが良くなるのが魅力です。
お好み焼きなどにも使え、大抵の炒め物に合います!!
割増材料として、冷凍保存もやしはとても役立ちます。
サラダとして
茹でたもやしを野菜サラダとして使います。
もちろん、レタス、キャベツなどの緑野菜と一緒に使えます。
ドレッシングで食べるもやしも美味しいですし、わかめ、コーン、ツナなどと一緒に和風サラダにするのも美味しいです。
たかがもやし、されどもやし、我が家でもやしは侮れない大切な食材なのです。
年齢のせいか、油系の食べ物が少し苦手になった今、シャキシャキ感、どんな味にも合うもやしは欠かせない食材です。
アレンジの幅が広いため、毎日食べても飽きることがありません。
カロリーも低いため、女性にとっては大切な存在ですよね。
作り置きもでき、かなり重宝するもやし料理ですので主婦の皆様、ぜひお買い物の際には「もやし」をプラスされることをおすすめします。
ちょっとした時に一品添えることで、メニューの華やかさが増しますよ!!
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もやしの栄養は?~安くてダイエットにも効果的!!を最後までお読みいただき、ありがとうございました。