2025年国際博覧会(万博)、大阪での開催が決まりました。
1970年に大阪万博(EXPO’70)が開催されて以来、55年ぶりということで地元では早速、近い将来へ向けて盛り上がりを見せています。
前回の万博は、大阪府吹田市の千里丘陵が開催地となり、現在では太陽の塔で有名な万博記念公園となっていますね!
2025年は、大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」が万博舞台となります。
Contents
2025年 大阪万博決まる!!
2018年11月24日未明(日本時間)、加盟国の投票により、2025年国際博覧会(万博)の開催国が決定しました。
ロシア(エカテリンブルク)、アゼルバイジャン(バクー)、日本、3カ国の争いとなりましたが、過去の万博の開催実績や運営能力の高さなどが評価され他とのこと。
2025年万博テーマ:いのち輝く未来社会のデザイン
人工知能(AI)や仮想現実(VR)などを体験できる「最先端技術の実験場」にするコンセプトを掲げる。
50カ国の参加を見込み、5月3日~11月3日の185日間で国内外から約2800万人の来場を想定。会場建設費の約1250億円は国、府・市、経済界が3分の1ずつ負担するとしている。
大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)でカジノを含む統合型リゾート(IR)の開業も目指しており、今後、地下鉄延伸や湾岸エリアの再開発などインフラ整備が加速しそうだ。
夢洲(ゆめしま)
次期万博開催場所「夢洲(ゆめしま)」とは、どのようなところなのでしょうか?
夢洲(ゆめしま)は、大阪府大阪市此花区(このはなく)、大阪市の最西端にある人口の島です。
此花区(このはなく)といえば、2001年にユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で有名ですよね。
USJ旅行目的で、此花区にお出かけされた方は多いと思います。
こちらのマップをご覧いただければわかる通り、USJから夢州(ゆめしま)までは、車でわずか9分。(大阪梅田からも、車で30分程度のアクセス状況です。)
2025年の大阪万博開催は、USJにとっても大きなプラスになることは間違えありませんよね。
万博開催年2025年USJのイベント、ショー、グッズなどにも注目です。
現在の夢洲は、水深15mの高規格コンテナターミナルが2つありますが、ざっと見る限り広大な空き地が広がっております。
2014年、阪府の松井一郎知事が、カジノを設置した統合型リゾート(IR)の候補地として夢洲を推したことで話題となりましたが、万博開催が決定したことでその開業や、地下鉄延伸や湾岸エリアの再開発などインフラ整備が加速しそうです。
いろんな意味で、渋滞や大混雑が予想されますね。
統合型リゾートとは?
日本ではあまり耳慣れない統合型リゾートですが、どのようなものなのでしょう?
(「Integrated Resort」という正式名称から「IR」と略されることも多いですね。)
地方自治体の申請に基づいて、カジノの併設を認める区域を指定して設置される
国際会議場・展示施設などのMICE施設、ホテル、商業施設(ショッピングモール)、レストラン、劇場・映画館、アミューズメントパーク、スポーツ施設、温浴施設などと一体になった複合観光集客施設のこと。
統合型リゾートについては、カジノばかりが問題視されましたが、MICE施設が充実することも興味深いものなんですよ。
・Meeting(会議・研修)
・Incentive(招待旅行、travel, tour)
・Conference(国際会議・学術会議)
・Exhibition(展示会)/ Event
の頭文字を合わせたものがMICE(マイス)で、企業などの会議やセミナー、報償・研修旅行、国際会議や総会・学会、展示会・見本市・イベントなどからも着目されたものなのです。
私たちは「統合型リゾート=カジノ」というイメージを抱いてしまいがちですが、国際的なビジネス、イノベーションがより活発化することで、観光目的の旅行に比べ、より大きな経済効果が期待でき、大阪はもちろん、日本の発展に貢献することが想像されます。
夢洲の治安は大丈夫?
万博会場、カジノ施設、その他の商業施設が急速に増えることで、この地域の治安を心配される方も多いはず。
しかし、町中よりも安全なのでないかと言われています。
現在、夢洲は無人島状態のため、管理しやすい状態にあるからです。
仮に、孤立した夢洲では、サミットのような高度な警備が必要となる会場としても、有効なのではないでしょうか。
夢舞大橋(ゆめまいおおはし)も
大阪市此花区には夢洲の他に「舞洲(まいしま)」という人口島があります。
その間にかかる「夢舞大橋(ゆめまいおおはし)」には、600億円以上の建設費を投入し、世界で初めての浮体式旋回可動橋を実現させました。
しかし、先述したように広大な敷地が広がる未開発の土地ですので、多額を投じて作られた「夢舞大橋(ゆめまいおおはし)」を使用するのは関係者だけ。
この事態に「税金の無駄遣い!」という指摘も報道されていましたが、大阪万博が開催されることで大いに活用できる時がやってきそうです。
大切な税金で作られた浮体式旋回可動橋、ぜひ有効活用してもらいたいものですね。
夢洲へのアクセスは?
2025年大阪万博開催までには、地下鉄延伸を含め、様々なアクセスラインが充実すると考えられますが、現在のアクセス方法は次のようになります。(シャトルバスなども運行するでしょうね。)
*大阪市交通局
中央線コスモスクエア駅から「北港観光バス コスモドリームライン(4系統)」乗車(所要時間約9分) → 「夢洲コンテナターミナル前」バス停下車 → 徒歩1分で夢洲コンテナターミナル
(2015年4月1日からは、夢洲内の2ヶ所のバス停に停車するようになっています。)
*JRゆめ咲線
桜島駅から 「北港観光バス 舞洲アクティブバス(2系統)」乗車(所要時間約7分 ) → 「環境局前」バス停(乗り継ぎ) → 「北港観光バス コスモドリームライン(3系統)」乗車(所要時間約5分) → 「夢洲コンテナターミナル前」バス停下車 → 徒歩1分で夢洲コンテナターミナル
*車でのアクセス
・阪神高速5号湾岸線:北港西出口より此花大橋・夢舞大橋を通り約10分
・阪神高速5号湾岸線:天保山出口より咲洲トンネル・夢咲トンネルを通り約15分
現在、検討されている交通アクセス案として
「大阪市高速電気軌道中央線」「JR桜島線」「京阪中之島線」3路線のいずれかを夢洲まで延伸する。(この開通により、夢洲と大阪駅が30分で行き来できるようになります。)
さらに、地下鉄中央線の計画線上では「夢洲地区」に駅を設置することになっています。
舞洲(まいしま)
地図でお分かりの通り、舞洲とは夢洲の横に位置する人口島です。
面積約220haの舞洲は、スポーツや野外活動の場として現在利用されています。
夢洲へ足を運ぶ際には、立ち寄ってみるのも良いのではないでしょうか?
マップ
舞洲(周辺)おすすめスポット
スポーツカートが体験できるサーキット。
本格的にレーサー気分を味わいたい方向け。
身長145cm以上が乗車可能ですので、運転免許がなくても大丈夫ですよ。
話題のグランピングも体験できる!!
2017年10月にオープンしたエアストリーム体験ができるグランピング施設です。
ドッグウォーキング
ペット飼いには嬉しい、大阪市内最大級のドッグランがあります。
無料駐車場も完備されているので、夢洲(万博地)を見学がてらお出かけするのに最適です。
スタッフは全て訓練士さんなので、安心して利用できます。
お預かりの予約も可能なので、大阪万博開催後も利用できるのではないでしょうか?
大阪舞洲ゆり園
青い海と空とゆりの花との共演。広大な土地に「ゆり」が一面に咲き乱れる姿は圧巻です。
街中であまりみることのない「ゆり園」
心地よい潮風に吹かれながら、園内を散歩するのも気持ちいいものです。
れすとらん難波津(なにわづ)
舞洲スポーツアイランド内にあるレストランで、難波津(なにわづ)さんの海鮮丼は人気ですよ。
舞洲アリーナでのイベントの際にもぜひ、お立ち寄りください。
舞洲へのアクセス方法
*車でのアクセス
・高速を利用する場合、阪神高速湾岸線湾岸舞洲を出て此花大橋を渡る。
・国道を利用する場合、国道43号線 梅香交差点を西(USJ方面)に直進、此花大橋を渡る → 南港(咲洲)方面からは夢咲トンネルを通過し、夢舞大橋を渡る。
駐車場
各施設に完備されています。
風そよぐ丘:500台(6:30~23:00)
セレッソ:300台(6:30~21:00)
アリーナ:280台(6:00~21:00)
テニス フットサル:123台(7:00~23:00)
ベースボール:269台(6:00~22:30)
緑地東:273台(24時間)
緑地西(ロッジ舞洲):100台(24時間)
駐車料金
普通車
30分まで:無料
30分~2時間:400円
2~4時間:700円
4~6時間:900円
6時間以上当日内1000円
*バスでのアクセス
・西九条からバス(約35分)
JR環状線、西九条駅下車、市営バスに乗換え、81系統 舞洲スポーツアイランド行
・桜島駅からバス(15分)
R環状線、西九条駅でJRゆめ咲線へ乗換え、桜島駅下車、舞洲アクティブバス(2系統)に乗換え
・コスモスクエアからバス(20分)
阪市営地下鉄 中央線コスモスクエア駅下車、コスモドリームライン(3系統)に乗換え
→時刻表
バス下車停留所名称
・市営バス
キャンプ・バーベキュー場:舞洲東
運動広場・アリーナ・西運動場・中央運動場:舞洲中央
大阪シティ信用金庫スタジアム:舞洲中央
芝生広場・シーサイドプロムナード 大型遊具 噴水:舞洲緑地前
ロッジ舞洲・新夕陽ヶ丘・陶芸館:舞洲スポーツアイランド
・アクティブバス
キャンプ・バーベキュー場:府民共済SUPERアリーナ前
運動広場・アリーナ・西運動場・中央運動場:府民共済SUPERアリーナ前
大阪シティ信用金庫スタジアム:大阪シティ信用金庫スタジアム前
芝生広場・シーサイドプロムナード 大型遊具 噴水:舞洲緑地前
ロッジ舞洲・新夕陽ヶ丘・陶芸館:ロッジ舞洲前
2025年開催予定の「国際博覧会(万博)」開催地の夢洲について、お伝えしてみました。
開催までに6年以上、万博会場地を知っておくと、ゆったり計画ができますよね。
周辺にも楽しい施設が盛りだくさんですので、家族と一緒に、ペットと一緒にぜひ、一度お出かけください!!
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コメント
夢洲のテーマパークはダンションに出会いを求めるのは間違っているのだろうかになる。完成するのはある。