今の世の中では、洋服、アクセサリー、インテリア雑貨、家電品から食料品に至るまでスマホ一つあれば、なんでも揃えることが可能です。
私たち世代の幼少期からは考えられない時代になっています。
「購入する」をポチッとクリックするだけで自宅に届くのですから、ほんとに便利ですよね。
しかし、便利さゆえ注意しなければいけないこともたくさんあります。
物欲が止まらない娘を見ていて、ふとその危険を感じました。
Contents
物欲の宝庫
インターネット上で「購入する」「ポチッ」はある意味、快感ですよね。
お財布からすぐにお札が飛んでいくこともなく、カード決済に至っては買い物をしている感覚さえ感じなくなります。
大好きなブランド服
高級コスメ用品
高級スイーツ菓子
インターネットは物欲の宝庫。
パソコンやスマートフォンはドラえもんポケットと同じように、色々な宝が眠っている空間に思えてきます。
でもこの感覚がとても危険で、自制できなければ大変なことになってしまいます。
おまけに常習性があり、気づいた時には購入ボタンをクリックしているという状況にもなり得ることを注意しなければいけません。
▶︎ 溜まったブランド品などを買取してもらうことも必要ですね!
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物欲が止まらないのはなぜ?
では、なぜ物欲(ショッピング)に対する自制ができないのでしょうか?
ストレスが溜まっている
仕事、勉強、スポーツ、もちろん家事や子育てもそうですが、何かに一生懸命打ち込むことができれば達成感や満足感を得ることができるため、ストレスを溜めることが少ないです。
しかし、時に目的もなく一生懸命になることがない場合、買い物をすることで自分を満たそうとする可能性があります。
初めはごくごく軽い気持ちで、洋服をかったり、靴を買ったりなのですが、物欲が爆発してしまうと
クレジットカードを多用する
リボ払いをよく使う
というようなことを繰り返してしまいます。
買い物を作ることで自分を満たすようになるのです。
多額な借金を作ることにもなりかねませんよね。
このような理由から、主婦が買い物依存症になることも多いようです。
買い物依存症(かいものいぞんしょう)
買い物依存症(かいものいぞんしょう)とは精神疾患の一つであり自身にとって不必要、あるいはすでに同様の物を所持しているにもかかわらず多数の物品を購入してしまうという症状。同じものを買うという傾向もあることから記憶の散漫、認知症の発症も要因として視野に入れられている。
買い物依存症の主な原因としてはストレスが挙げられており、イライラしたり不機嫌になる毎にデパートなどに行き買い物をし、物質的に満たされるという快楽を得ることで心を癒している。
買い物依存症の一番の治療法は、やはり健全な生活を送りストレスをためないということになるのでしょうね。
重症の場合は専門の病院を受診する必要もあるかと思います。
私は、ストレスなどでメンタルやばい時には「メンタリストDaiGo」さんの本をよく読みます。
科学的な分析、多くの実験データに基づいた本で納得と安心感を得られることが多いですよ。
この2冊をおすすめします!
我慢ができない
幼少期より我慢することのない、また我慢することを学んでいないことでそれをストレスに感じ、物欲を抑えることができなくなってしまうようです。
程よく我慢すること、何かを継続しながら我慢することを学ぶことも大切なことですね。
習い事、スポーツ、勉強など、諦めず最後まで頑張り続けることが我慢することにもつながります。
見栄を張る
一目が気になってしまう人、特に女性は「自分が他人の目にどう映っているか」ということが気になってしまう方が多いようです。
√みんなより高額の衣服
√ブランドバッグ
√高級アクセサリー
化粧品やエステなとで、自分の価値を引き上げようとします。
自分を美しく感じることができないとストレスになるため、ついつい買い物をしてしまうのです。
外見的なものは注ぎ込めばキリなく上がありますので、買っても買っても物欲が止まりません。
お金を持っている
もともとお金を持っている人は「欲しい」と思えば、なんでも欲しいものをすぐに買うことができるため、我慢する必要がありません。
このタイプも我慢することがとてもストレスになります。
買い物へのハードルが低いため、財布の紐が緩み衝動買いをすることも増えたりと、物欲を止めることが難しくなります。
お金に対してルーズになりがちです・・。
物欲があることは決して悪いことではありませんが、「金銭的なトラブル」「依存症」への注意が必要です。
計画的な買い物をできることが大事ですね。
物欲を抑える方法は?
「自分は少し注意しておきたい!」と思われた方は、ものを買い続けて自分を不幸にすることがないように、物欲を抑える方法を知っておきたいですよね。
買い物サイトを見ない
インターネットでの買い物サイトチェックを辞めることが大切。
なんせ、ポチッと押すだけで購入できるわけですから「見る=押す」という関連付けができている可能性があります。
ということは、見ないことが物欲を抑えるポイントになりますよね。
パソコン、スマホでアプリやサイトを開かないようにすることが必要だと思います。
無駄にショッピングに出かけない
インターネットと同じく、見ると「欲しい」という心理が働いてしまうので、見ないことが一番です。
不必要にショッピングへ出かければ、見る回数が増えてしまいます。
ついつい「買っちゃおう」となりえますので、極力ショッピングは控えましょう。
買い物は現金で
クレジットカードはとても便利なものですが、お金を使っている感覚を失わせるものでもあります。
そこで「物欲」を抑えるために必ず現金で買い物をするようにしましょう。
(カードを封印するのも一つの方法だと思います。)
自分の貯金や収入がどれくらいあって、今月はいくら支出があるかを正確に把握できているでしょうか?
月に使うショッピング額を決め、現金で支払うようにしましょう。
目に見えて計算できれば、衝動買いがおさまってきますよ。
思いとどまる
「欲しい」と思った瞬間、一度その場を立ち去るようにすると気持ちが変わることもあります。
・今、自分にとって本当に必要?
・他に優先して買うものはない?
・これがなかったら困る?
などと、冷静に自分に問いかけてみると「欲しい」気持ちがおさまってきますよ。
物欲が湧き出た瞬間、物欲を抑えるポイントはこのような感じでしょうか?
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人は「買ったもの」に対して後悔しやすいといいます。
物欲に負けて購入しても、新しいデザインのものが発売されたり、他人と比べたり、さらにそれを上回る欲しいものが出てくる。
そんな経験ありませんか?
一時的に物欲を満たしても「心」が満たされることはないのではないでしょうか?
同じように「お金」を使っても
・話題の映画を観て感動する
・旅行をして日常ではない生活を楽しむ
・習い事を始めて月謝を支払う
など、経験となることにお金を費やすことの方が「満足感」や「幸福感」が大きい気がします。
物欲を抑えるためにというよりも、価値観を変えるのにこの2冊はおすすめです!!
お金に頼らずかしこく生きる 買わない習慣
ためない習慣
買い物以外に打ち込めることを作る
自分の体験として年齢とともに「物欲」がなくなっていきました。
以前は、ファッション、雑貨、食べ物と情報に振り回され、次から次に欲しいものが続出。
クレジットカードの支払い残高が増え心臓がドキドキしながらも、物欲は止まりませんでした。
しかし、結婚して家庭ができ、子供が生まれ、年齢が上がるにつれ「物への価値観」が変わりはじめたのです。
家事、子育て、子育てをしながらの仕事・・と打ち込むことが増えたわけです。
そうすると、自然にショッピング情報を収集する時間が減り、同時に物欲が消えていきました。
今は「本当に必要なもの」だけを購入できるようになったつもりです。
年に一回程度は衝動買いもしますが、これがストレス解消になっています。
もちろん、家計や貯金に響かない範囲での衝動買いです。
ストレスを溜めるのは良くありません。
物欲に負けそうな時に、許容範囲内でショッピングができるよう、費用をストックしておくのも大切ですよね。
そのために、不要なものを買取してもらい費用を蓄えておきましょう。
特に、ブランド品は高値で売れることが期待できます。
ブランド品を高く売るには、販売スタートから早期に売ることです。
√ 一目惚れして購入したけどあまり使わない
√ 使い過ぎて飽きてしまった
√ タンスで眠っていることが多い
というアイテムは、早期に手放すことも考えた方が良いですね。
物欲が強く、止まらなくて困っているという方は、ほかに一生懸命になれることや興味のあるものを探してみるのもストレスを溜めない方法かと思います。
個人的には、価値観が変わるのと並行してパソコンに興味を持ちました。
書類の作り方、画像編集方法、ホームページサイトの作り方などを覚えることが楽しくなり、仕事や家事以外の空いている時間はほぼ全てパソコン作業に打ち込んでいて、それがストレス解消にもなっています。
パソコンを使いますので「ネット購入」の危険はありますが、一生懸命に作業しているとそちらには気持ちが向かないのです。
ひたすら無心に取り組めるもの、取り組むことによって気持ちが満たされることが大切だと感じます。
そういう何かと出会うことで、物欲をピタリと抑えることが大きく期待できます。
スポーツ、読書、裁縫、料理など自分が無心に打ち込めることを探すことも、止まらない物欲にブレーキをかけるポイントになるのではないでしょうか?
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物欲が止まらない時の「心理」と「対処法」~ストレスは何事においてもなくすべき!を最後までお読みいただき、ありがとうございました。