赤ちゃんの足の裏はつるつる・すべすべしていて触っているだけで、とても気持ちが良いもの。
かつて、自分の足の裏も同じだったはずなのに、なぜこんなにカサカサして、挙げ句の果てには逆剥け(さかむけ)のように皮膚が剥がれてしまうのでしょう?
新しいストッキングを履けば硬いささくれに引っかかって破れてしまうし、素足で歩くと擦れて痛んだり、さらにはかゆいこともあったりと、非常に不快な思いをしますよね。
何よりも触って気持ちが悪い・・・。
赤ちゃんのようなすべすべお肌の足の裏に治したい!!
足の裏がかさかさ、おまけにささくれまでできてしまう原因って、いったい何なのでしょうか?
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Contents
足の裏がカサカサの原因
足の裏がかさかさになることで、間違いなく乾燥しているであろうことは想像できるはずです。
特にかかとは乾燥にプラスして他の部位に比べ、厚みがあってとても硬いですよね?
これは私たちのカラダ全体が関係しています。
足の裏というのは、常に地面について(この時、かかとからつけるはず)カラダ全体を支えてくれます。
足の裏は衝撃や圧力がかかることで、外部からの刺激に対して防御反応を示し皮膚表面が厚く硬くなっていきます。これが「角質層」です。
通常私たちの皮膚は、皮脂腺から出る皮脂で皮脂膜を作り水分を保持しながら肌の潤いを保っていますが、なんと足の裏には皮脂腺がないのです。
さらに足の裏はカラダの末端にあたるため、水分が届きにくいですよね。
ということは、自然に乾燥してしまう部位だということがいうことがわかります。
目に見える部分の乾燥は普段からよくお手入れしていても、足の裏という見えない部分、意識しなければ見ない部分というのはついついお手入れを忘れがちです。
もともと乾燥しやすいことに加え、お手入れを行わずにいると皮膚の乾燥が進み、あっという間にカサカサになったり、皮がむけてしまったり・・。
最悪なことに、このカサカサが角質化するとますます水分が行き届かない状態となります。
すると、どうなるでしょう??
角質がもろくなってひび割れたり、亀裂が入ってしまうことになるのです。
「痛い!」と感じる場合は、この亀裂が原因になっていることが多いようです。
悪化すると、出血して痛みやかゆみを伴う場合もあるので注意したいですね。
冬場は特に気になる
季節柄、特に気をつけたいのは秋~春先。
どうしても「乾燥」が避けられませんよね。
いくら保湿してもカサカサ、ガサガサ、皮剥け、ゴツゴツ、終いにはひび割れて痛み。
自分はアトピー体質ということもあり、秋~春先にかけては肌全般において悩みが尽きません。
足裏のガサガサ、ゴツゴツも乾燥が関係しているのは明らかです。
そこで、冬場は入浴剤にも気をつけています。
もともと、アトピー体質なので冬場の乾燥は体全体に大敵なんです。
背中も痒くなるし・・
アトピーには塩素がとても良くないのですが、使っている入浴剤はこの塩素も除去してくれるもの。
もちろん保湿力もあるので、湯船にゆっくり浸かると足の裏のカサカサが減少します。
入浴剤だけでは、お手入れ不足になるので入浴後のケアは必要ですよ!!
ただ、お手入れはずいぶん楽になると思います。
足の裏で体調もわかる
足の裏にはカラダ全体のツボ(反射区)が集まっていることからもわかるように、足の裏の状態というのは私たちの健康にも大きく関わってきます。
では、足の裏でどのようなことがわかるのでしょう?
女性に多く見られる症状
冷え症は血行が良くないことが原因となりますが、足の裏の角質を取り除くことで、血行が良くなり体温が上昇するため冷え症には効果があります。また、角質が溜まりやすい人は便秘にもなりやすいと言われています。
かかと部分は骨盤内の臓器にあたるため分厚い角質があることはその部分が弱っているサインでもあルノです。(女性は子宮や卵巣、男性は前立腺などにあたります)
花粉症
親指以外の足の先端は副鼻腔の反射区にあたるといわれています。
そのため花粉症になると角質が厚くなり膨らむために、靴にあたり履きにくくなることがあります。
体調が優れない
何となくスッキリしない、体調が優れないという場合は長期にわたり腎臓に負担をかけたことが考えられますが、こうした人は足の裏が乾いていることが多いそうです。
足浴やマッサージを行うことで、足の裏の温度や湿度が適切な状態に調整されやすくなるので体調の変化が期待できますね。
角質というのは何らかの刺激に対する防御反応ですから、カラダのどこかが弱ることに対してそれを守ろうと硬くなってしまうので足裏をマッサージするというのはカラダのツボを刺激して、弱っている機能を回復させる効果が十分にありますね。
また、角質を溜め込んでしまうのは乾燥やストレス、疲労だであることもわかります。
健康なときの足裏は、全体的にピンクでくっきりとしたグラデーションが美しいものです。
具体的には、土踏まず周辺は白っぽく、指先やかかとは赤目のピンク。
中央の側面部分が淡いピンク色、というのがベストです。
足の裏カサカサの対処法
外的にも内的にも足の裏の状態はとても大切なことがわかりますね。
ある意味、病気治療になるともいえるでしょう。
見えにくい部分でも、あえて状態を確認する必要があるとともに、乾燥して角質を溜めることのないようにお手入れ(ケア)することも大事なことです。
足の裏の乾燥は、季節的なもの、履いている靴の状態によるもの(靴底が薄いと衝撃を受けすぎることがあります)、間違ったお手入れ方法、悲しいことに加齢や体質にも原因があります。
加齢、体質だけは防げるものではないので正しいお手入れ、効果的な治し方が必要です。
保湿
上記でもお伝えした通り、足の裏も保湿は絶対です。
足の裏がカサカサになる一番の対処法は、保湿クリームですね。
私は「かかと専用」のものを使っています。
このクリームを選んだ理由は、過去(2018年)に楽天市場フットクリーム部門のランキング1位を獲得していたからです。
ランキングで1位受賞していると信頼感がありますよね。
使用感は、トロンとしていてカサカサした足の裏にスーッと伸びていきます。
ねっとり感がないので「こんなので大丈夫なの?」と思いましたが、まあ効果がテキメンですよ!!
お値段高めですけど、これならいいかな〜と感じます。
ただし、塗るのをやめたら元に戻りますよ!
永遠ではありません。
私は、クリームを塗った後、しばらく靴下を履きます。
勝手ながら、より保湿力がアップするような気がしていますが個人的な思い込みにすぎません。
入浴後のケアは、顔と同じように足の裏にも必要なのだと感じています。
私の場合、加齢によりミネラル分も失われつつありますので・・・。
特に「亀裂、ひび割れ」の原因となる角質化を防ぐために、心から保湿が必要なのだと思いました。
毎日の保湿を心がけるだけで、ずいぶんカサカサが解消されています。
でも、調子にのってケアを怠ると逆戻りしてしまうのでご注意ください。
余分な角質を取り除く
入浴後、角質が柔らかい時にしっかりと乾燥させてやすりや軽石などで優しく削るとより効果的です。
削りすぎると皮膚が痛んだり、皮膚が外的刺激を受けることから防御反応を示し、余計に角質を作ってしまうことになるので注意してください。
私は、軽石で削ることに抵抗があるため電動角質リムーバーを使います。
ドクターショール ベルベットスムーズ 電動角質リムーバー ダイヤモンド エキストラ(粗め)ピンク(Velvet Smooth)
しかし、難点があります。
面倒くさがりな私には、定期的に続けることができず不定期な使用になること。
やらないよりはいいかな?という感じです。
理想的なお手入れ周期
角質を取るやすりや軽石は週に2~3回程度で良いですが、保湿クリームは入浴後毎回行うことをお勧めします。
クリームを怠ると、元に戻ってしまいます。
「かかとにうっとるするくりーむ」は、塗った後のベタつきがないのですが、ベタつくクリームをご使用の場合は、靴下を履くと気になりませんよ。
乾燥を防ぎ、角質を溜めないことでカサカサがしっとりとなり、ささくれもなくなります。
「痛い」「痒い」などの不快感もなくなっていきますよ。
とにかく続けることが一番だと感じました!
足の裏カサカサ予防法
足の裏のささくれは乾燥が原因になる場合がほとんどですが、実は食生活の不摂生も原因の一つとなります。
タンパク質、ビタミン類、ミネラル類といった成分をバランス良く摂ることも治し方の一つ!!
たんぱく質は皮膚を作る元になり、ビタミン類は皮膚を健康に保ち、美しく保つ大切な栄養素になります。
また、ミネラルは肌の新陳代謝に欠かせない成分です。
これらの成分が不足することで、健康な足裏の皮膚が作れず、ささくれができやすくなってしまいます。
足の裏のカサカサ、ささくれだけに限らず、カラダの健康を保つためにはやはり栄養バランスの整った食事を心がけることは必須ですね。
お菓子、ファーストフード、インスタント食品ばかり食べていては必要な栄養素をバランス良く摂ることができませんので十分に注意しましょう。
足裏の乾燥は水虫の可能性も
水虫といえばジュクジュクして痒いというイメージがありませんか?
でも、肌が白くカサカサ、足の裏の皮が分厚くなった、足の裏の皮がむけるなどの症もあるのです。
角質増殖型の水虫といわれるもので、乾燥によるひび割れと間違いやすく、そのままにしておけば出血を伴うひび割れや他の部位に感染するなどのケースもありますので、安易な自己判断は危険ですね。
・ジクジクした、もしくは水泡の症状が出たことがある
・爪が白く濁っている
・足裏の皮がポロポロと剥けてくる
・足の裏が粉をふいたような感じになっている
・かかと周辺の皮膚が分厚くゴワゴワしている
・足の裏が乾燥して、ひび割れやすい
「痛い、かゆい」と感じなくても上記のような症状がある場合は、専門医を受診して治療されることをオススメいたします。
足の裏のカサカサ、ささくれについていかがでしたか?
知っていそうで知らない情報がたくさんあったかと思います。
足の裏を今までよりも気をつけてお手入れ(ケア)することで、カサカサやささくれだけではなく、カラダの健康状態がもっと良くなることも十分に期待できますね。
不快さをなくすためにも、健康を保つためにも面倒がらずこまめなお手入れを心がけましょう!!
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足の裏がカサカサ ささくれまでできてもう嫌だ!|原因と対処法、予防法などを最後までお読みいただき、ありがとうございました。