神戸牛、松坂牛、但馬牛、といえばブランド牛として知られる牛肉ですよね。
我が家のような貧乏家庭では、食べるどころか目にすることもないような高級牛肉です。
ブランド牛というのは牛の産地や、血統、飼育の方法などにおいて定められた基準をクリアした牛肉のこと。
食べ物以外でも「ブランド品」というのは品質にこだわり、職人さんが手間暇かけて作るのが一般的。
当然お値段も高価になるわけで、、、我が家には無縁の肉だと誰もが思っていました。
しかし、これまでテレビの食べ歩き番組で見るだけだった「ブランド牛サーロインステーキ」が、突然我が家にやってきたのです。 信じられない。
サーロインステーキが我が家にやってきた！！
「宅配で～す」と届けられた箱の中には
なんと、A4等級、宮崎産のサーロインステーキが入っていました。
しかも、ブロックで(1kg×2)
↑肉の厚みも素晴らしく、人生の幸運をこれで使い果たしたかも知れないと思う。
ステーキ肉の、こんな大きなかたまりを手にしたのは、人生初めて！！
うわっーーーーーっ、のあとの言葉が見つからない（−＿−；）
人間、驚きが強すぎると言葉が出てこないものですね。
宮崎牛は全国和牛能力共進会で3大会連続日本一「内閣総理大臣賞」に輝いているブランド牛です。
口に入れた瞬間、ジュワ～～～とやさしく溶けるように肉の旨味が広がります。
ステーキ、ステーキ！！
ウキウキと心踊り、家族のグループラインに宮崎産サーロインステーキの画像付きメッセージを送る！！
返信もまた言葉はなく顔文字、絵文字のみ。
このブランド牛、どうやって食べよう？
どんな美味しさなの？
そもそも、我が家の切れない包丁でどのようにカットすれば良いのだ？
みんなの心が舞い上がります。
食べ方について、家族会議を開きました。
結果、せっかくの高級ブランド牛。
肉の旨みを深く味わうため、バターで炒め、塩コショウだけで食べることになったのです。
子供の頃、サーロインステーキを食べれるのは誕生日やクリスマスなどの特別な日だけでした。
フォークとナイフを持って食べるステーキが嬉しくて仕方なかった。（もちろんブランド牛ではありません）
母がスーパーで買ってくるお肉でも、サーロインというものは美味しくて、美味しくて癖になる肉でした。
生まれて初めて食べるA4等級のブランド牛はどんなに美味しいことでしょう。
キッチンで肉を焼きながら、まずはバターと肉のコンビネーション風味を十分に堪能しました。
焼きあがって、ようやく食す運びとなる！！
ひとくち目を口に入れた瞬間
やわっ、うまっ、ジューシー！！ やばっ(￣∀￣)
感激！！
続いてふたくち目を口に入れる
ウッッ・・・
そんな幸せなステーキを二切れ食べるのが精一杯でした。
しょぼーん(´・∀・｀)
なぜ？
肉が苦手になった？
実は、最近以前のように「肉」を食べることができなくなったわたし。
決して嫌いなわけではなく、食べたくないと思うこともないんですよ。
でも、一口食べて、二口目にリタイアー続きなのです。
肉が大好きだったわたしも年齢と共に「肉食べたい欲」が減ったように思う。
これは、やはり気のせいではなかった。
A4等級、宮崎産のサーロインステーキを食べて確信しました。
いや、こんなんじゃだめ？！
友人に言われたことがある。
いつまでも元気に健康でいたいなら肉も食べなきゃだめだって。 確かに。
正確に言うと、肉の脂が苦手になったんです。赤身はまだまだイケる。
以前(若い頃)は、牛肉の脂を好んで食べていたわたしが、、
年齢と共に食べれないものが増えていて「どがんかせんといけん！」と思っているところです。
知っておきたい酵素の働き
通常わたしたちは肉を食べると、酵素の働きにより脂質やたんぱく質を分解して消化が行われます。
しかし、脂質やたんぱく質を分解する酵素生成が少ない場合、不消化の状態で腸に運ばれるため腸の状態が悪くなり、下痢や嘔吐を引き起こしやすくなります。(アレルギーも考えられる)
なぜ、このような話をしたか？
はい、そうです。
わたしたちの体内で作られる酵素の量は、年齢の経過とともに減少してしまうのです。
悲しいかな、酵素が減るから年をとるとも言える、、、。
年齢を経ても若々しい人
お肉を好み、脂も平気で食べれる人
はおそらく、お肌も美しく、見た目もお若いはずです。
酵素が減ると、からだの各器官の働きや免疫力、新陳代謝が低下するからです。
肉はだめでも、野菜は以前よりもたくさん摂れる！
むしろ野菜が食べたいってことありませんか？
実は、野菜にはもともと酵素が多く含まれています。
だから肉にくらべ、消化しやすいのです。
そのことを、わたしたちの体は無意識に知っているのですね。
サーロインステーキとは
サーロインステーキは、牛肉のなかでは最高級の肉質だと言われています。
牛の腰の上部のとても柔らかな肉で甘み、風味ともに優れ、ジューシーな霜降りが多いのが特徴です。
肉の等級が高いほど、サシが細かく入っています。いわゆる霜降りというやつ。
サシが細かいということは、脂身の旨みをより強く感じるということです。
二切れ目でウッとなってしまいました。
(確実に酵素が減少しています)
肉の旨味がジューシーで、柔らかくて、とろけるような上質なサーロインステーキをいただいたのに
これをパクパク食べれなかったことは、実に不本意であります。
とても残念です。
主人や娘は天使のような微笑みで食してましたからね。
サーロインステーキは肉の王様とも言われていますが（ご存じでした？）
A4等級の上質なサーロインステーキを全ての人が好むのか？といえば、そうではないということが実証されました。
ステーキとして申し分ない上質な肉でも、脂身を上手く消化できない人にとっては「VERY GOOD」とはならないようです。
そのような場合、サシが粗めで赤身の割合が多い方が肉を楽しみながら味わえるということですね。
>> サーロインに限らず、ブランド和牛が食べたい方にはこちらがおすすめです。
しかし「どがんかせんといけん！」
健康で長生きをしている方は肉をパクパク臆することなく食べられています。
言われる通り、見た目もお若く、何よりも元気ハツラツとしていらっしゃいます。
自分も、ここを目指したいと考える・・・。
食事の際にはよく噛むことで、唾液を分泌させ消化酵素を増やすことにつながります。
味噌や、納豆、ヨーグルト、キムチなどの発酵食品を食べることで酵素の働きを促進し、増やす効果が期待されます。
また、腸内環境を整えることで酵素が生成されやすくなります。
A4等級の上質なサーロインステーキのような貴重な肉を見逃すことがないためにも、日々の生活を見直し、酵素の働きが良くなることを目指さなければいけませんね。
ただ一つ問題が・・。
この先、ブランド牛、しかもサーロインステーキを食べられる機会があるかってこと (￣∀￣)
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「A4等級 サーロインステーキ」が我が家に届いた ～ サーロインふたくち目の悲劇・・！！を最後までお読みいただき、ありがとうございました。