犬の食事量と飼い主さんの食事量とは、当然ですが全く異なるものです。
わんちゃんの食欲がすごくて、「どのくらい与えれば良いの?」と不安になりますよね。
わんちゃんってこんなに食欲あるものなの?
食欲ありすぎてますます早食いになるのも心配・・。
食欲を抑えたほうがいいの?
だとすれば対策は?
食欲がすごくて早食いも気になるわんちゃんについて、気になることを調べてみました。
どうぞ、参考にされてくださいね!
Contents
愛犬の食欲がすごいんだけど大丈夫?!
犬は、もともと食欲旺盛な生き物です。
あればあるだけ食べてしまうというのが一般的なのではないでしょうか?
そもそも、わんちゃんにダイエットしたり、カロリー制限をするという知能はありません。
先祖は、生きるか死ぬかという世界で狩りをしながら生き延びてきたのですから、目の前にあるものを即座に食べようとするのは不思議なことではありませんよね。
獲物を前にすると、生を守るためにアドレナリンが放出されるようインプットされているんですよ。
しかし、人間の家庭で暮らすようになったわんちゃんは狩りをする必要もないし、数日獲物を確保できずに食事ができないということはありません。
アドレナリン放出に促され、そのまま食べていては確実に太ってしまいます。
食欲がすごいことそのものより、体重増加によるリスクが高いですよね。
早食いのスピード増しも心配です・・。
体重増加によるリスク
・寿命が大幅に短縮する
・循環器と呼吸器の問題
・糖尿病
・免疫力の低下(感染やその他の病気のリスクが高まる)
・関節炎などの骨関節疾患
・心血管疾患
・シュウ酸カルシウム尿路結石
すぐに挙げられるだけでも、これだけのリスクがあるんですね。
食欲がすごいのはそう問題ではなくても、体重増加は大丈夫ではないのです。
食欲がすごいわんちゃんの体重管理は、飼い主さんの責任となってきます。
どのくらいの食事を与えればいいの?
食べる量やカロリーは、体重、運動量によって異なりますが、一番わかりやすいのはペットフードパッケージに記載されている量ではないでしょうか?

記載量の少ない値から始めて、体重の増え方を確認しながら調節するのが良い方法だと思います。
季節や運動量によっても必要なエネルギー量が変わるので、定期的に体重測定をしながら体重維持をしていかなければいけませんね。
理想の体型
・過剰な脂肪の沈着なしに、助骨が触れる。
・上から見て助骨の後ろに腰のくびれが見られる。
・横から見て腹部の吊り上がりが見られる。
・環境省自然環境局の画像を参考にされてください。
↓こちらを参考にされてください!
対策はあるの?
食欲がすごいことへの対策はありませんが、食べ過ぎへの対策は以下のことが考えられます。
この対策が「早食い」防止にもなると考えます。
いずれも、我が家の愛犬が小さい頃、獣医師におすすめされた方法ですので参考にされてください。
食事の回数を増やす
食べる量はそのまま、与える回数を増やすことで空腹時間が長くなるのを防ぎます。
(空腹すぎると胃酸が増えて吐くことがあります。)
わんちゃんが満足できるかどうか?は疑問ですが、有効な方法ではありますよね。
満足感を与える
うちの子のように食欲旺盛、食いしん坊のわんちゃんはドッグフードをあまり噛まずに丸呑みすることが多いです。

早食いは満腹を感じるまでの時間が長くなるのです。
そこで、予めドッグフードをふやかしておくことで「お腹いっぱい」と感じるのが早くなり、満足を与えることができます。
早食い防止用の食器を使うこともできますよ!
ローカロリーのフードを与える
今は、ドッグフードの種類も充実しています。
中には、ローカロリーと記載されたフードもたくさんありますよね。
食べる量(グラム数)を変えず、低カロリーフードをあげれば摂取カロリーが下がるため、体重増加を防ぐことができます。
早食いに対しても考慮すると、小粒タイプがオススメです。
犬飼いさんからのアドバイスをご紹介
▶︎ なんでも適量があります。太らせたワンちゃんをダイエットさせるのは相当な時間がかかりますので、フードに記載してあります量をお与えになった方がベストだと思います。
あくまでも目安ですので、ご参考まで。
▶︎ 過食になる原因の多くは飼い主さんにあるとされています。
・愛犬が欲しがると人間の食事を与える
・ねだられるままにフードの量を増やす
・主食以外のおやつを大量にあげる
過食を防ぐためには、愛犬の体型にあったドッグフードの量を計って与え、必要以上のおやつや人間の食事を大量に与えてはいけません。
実際に試したおすすめの与え方
高たんぱく・低脂肪・低カロリー、かつ原材料に対する肉類の割合が最大92%、
生肉と同じ約70%という理想的な水分含有量を含むブッチ(Butch)を、ドッグフードの上にトッピングして与えると、かなり満足してくれます。
⚫︎風味が良い
⚫︎食いつきが良い
⚫︎アレルゲンとなるものが含まれていない
⚫︎安全性が高い
⚫︎冷凍保存ができる
と、メリットが多いのでブッチのみを与えることが理想的なのでしょうが、経済的な負担がデメリットなんですよね。

そこで、いつものドッグフード(低カロリーではありません)とブッチのカロリーを計算して、トッピングして与えたら大喜び、満足感もあるようです。

また、ブッチは水分含有量も多いので早食いの対策にもなるのです。
>> ブッチのリアルな口コミや感想はこちらにまとめております。
>> ガツ食い、早食い、丸呑みなど食べ方の悩みについてはこちらも参考にされてください。
愛犬の食欲がすごいんだけど大丈夫?!まとめ
食欲がすごいのは大丈夫だけど、要求されるままに食べさせるとわんちゃんに大きなリスクを与えることになります。

しかし、病気である可能性もあるため
・多飲多尿
・左右対称に被毛が薄くなる
・体重減少
・うんちの変化筋肉量の減少
など、いつもと違う症状が見られる場合は、専門医を受診されてください。
わんちゃんの食欲について、その対策方法についてまとめてきました。
不安に思っている方は、ぜひ参考にされてくださいね!
愛犬の食欲がすごいんだけど大丈夫?!対策はあるの?を最後までお読みいただき、ありがとうございました。