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ジャニー喜多川さんを襲ったくも膜下出血とは?〜年齢には関係ない病気だった!

ジャニー喜多川さんを襲ったくも膜下出血とは?〜年齢は関係ない病気だった!

近藤真彦さん、東山紀之さん、嵐やTOKIOなど多くの男性タレントが所属するジャニーズ事務所の社長、ジャニー喜多川さんが「解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血」で,

201979日にお亡くなりになられました。

ジャニーさんを襲った「解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血」とは、どのような病気なのでしょうか?

くも膜下出血とはどんな病気?

「くも膜下出血」という病名を聞いたことがあっても、その原因、症状を詳しく知っている方、どのくらいいらっしゃるでしょうか?

そもそも「くも膜下」とは?

そういう部位があるのか?ということから、調べてみました。

脳表面の膜と脳の空間をくも膜(まく)といいます。

くも膜は、脳脊髄(のうずいえき)を覆う3層の髄膜のなかで、外から2層目にあたる部分です。

くも膜は一番外の膜(硬膜)には密着していますが、中の膜(軟膜)との間に、広い空間があります。

ジャニー喜多川さんを襲ったくも膜下出血とは?〜年齢は関係ない病気だった!

簡単にいうと、この空間にある血管が切れて出血することが「くも膜下出血」という病気です。




なぜ、血管が切れてしまうのか?

8090%は脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)と呼ばれる脳の動脈にできた「こぶ」からの出血が原因だとされています。

通常、血管は弾力に強い組織なのですが、脳動脈瘤(こぶ)は血管の分岐部で血管が弱い場所にできるため、破裂してクモ膜下出血や脳内出血を起こしてしまいます。

動脈瘤が破れた瞬間は脳の圧がきわめて高くなり、脳に血が流れない状態になるため、意識を失ってから回復する場合もあるそうです。

さらに圧が高い状態が長く続くと、脳自体に損傷が加わ理、意識が戻らないことも・・。

クモ膜下出血以外にも、脳内出血を伴うことがあり、手足の麻痺や言語障害を伴う場合もあ流ということです。

解離性脳動脈瘤破裂とは?

ジャニーさんの病名は、単なる「くも膜下出血」ではなく、「解離性脳動脈瘤破裂による」と付随していました。

では、解離性脳動脈瘤破裂とはどのような病気なのでしょうか?

脳内の主要な動脈の血管が裂けた状態(解離)になることで、その部分が破れる(破裂)ことが「くも膜下出血」を発生させるのです。

ジャニーさんは、脳内の動脈が破裂したことで「くも膜下出血」を発症されたということですね。

動脈解離が起こる原因は、現在のところ解明されていないということですが、高血圧が要因の一つではないか?と言われています。

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解離性脳動脈瘤によるくも膜下出血は、決して高齢者の病気ではなく、若ければ10代の方にも発症する病気なのです。

解離性脳動脈瘤は首の後ろ側にある2本の椎骨動脈にできることが多く、そのきっかけとなるのが、首をひねる行為なのだそうです。

例えば、スポーツをしていてボールを投げる動作、バットやゴルフのクラブを振る動作なども要因になる可能性があるといいます。

首回り、後頭部に激しい痛みを感じたら、迷わず救急車を呼んでください。




情報によりますと、ジャニーさんは2016年に体調を崩して入院されていたそうです。

ご本人によると、その病気は「老衰」だと説明されているようですが、もしかしたら「未破裂脳動脈瘤」と診断されていた可能性も否めませんね。

「未破裂脳動脈瘤」では、あまり症状は自覚できないということですが、頭痛・めまいで受診されることが多いといいます。

これを、ジャニーさんが「老衰」と表現されていたことも十分に考えられます。

また、個人的な考えとして。

解離した状態で生活していたことも考えられます。

2012年頃から、ジャニーさんは車椅子での移動をしている。

2016年の入院後は、ジャニーさんは寝たきりらしい。

などの情報もあったようです。

動脈解離は脳だけに限らず、他の部位にもある病気ですが、実父が解離性大動脈瘤(大動脈解離)と診断され、定期的に受診しながら7年の時を過ごしました。

解離部分が心臓に近かったため、手術のリスクも高く、それも不可能と判断されました。

持病の薬で、血液がサラサラになる薬を服用していたことも高いリスクの要因の一つでした。

治療法としては「血圧を上げない」「静かに生活する」くらい。

しかし、少しずつ「裂け」が広がり、発症から7年後に、大動脈瘤破裂で息を引きとったのです。

実父の病状を考えると、同じような症状がジャニーさんにあったとしても不思議ではないと感じました。




緊急搬送されたジャニー喜多川さん

解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血でした。

クモ膜下出血の重症度は、発症したときの意識障害の程度(頭痛だけなのか、意識障害がどの程度強いか)によって決まるそうです。

昏睡状態になるほど重症の場合は治療が出来ない場合が多いということ。

ジャニーさんは、体の不調を訴え、救急車の中で意識がなくなったと伝えられましたから、重症であったことは間違いありません。

そんな病状で、子供のような存在のジャニーズタレントとの強い絆で、容体が一時的に回復したというエピソードが発表されました。

時に危険な状態に陥ることもあったが、タレントたちが呼び掛け、体を摩(さす)るたびに危機を脱することができました。

タレントたちと過ごすことでジャニーの容体が一時的に回復するという奇跡的な出来事を繰り返し目の当たりにし、改めまして、ジャニーのタレントに対する育ての親としての深い愛情と子供たちとの絆の強さを感じました。

そして、最愛の子供たちの愛に包まれながら、201979日午後447分、ジャニー喜多川は、人生の幕を下ろしました。

ジャニーズ事務所

と明かされました。

3週間も延命されたのは、ジャニーさんの愛と、ジャニーズ事務所に所属する子供(タレント)達の愛の絆だったとしか言いようがありません。

おそらく、ジャニーさんの意識はなかったものと考えられます。

しかし、意思の疎通はしっかりとできており、子供たちの愛にジャニーさんが懸命に応えたということなのでしょう。

ジャニー喜多川さんご自身は、幸福に包まれて旅立たれたのかも知れませんね。

ジャニー喜多川プロフィール

本名:ジョン・ヒロム・キタガワ(John Hiromu Kitagawa)

生誕:1931年10月23日(死没:2019年7月9日)

出身校:ロサンゼルス・シティー・カレッジ (LACC)卒業 / 上智大学国際部(現・国際教養学部)卒業

職業:実業家 / 芸能プロモーター / 音楽プロデューサー

著名な実績:ギネス世界記録

「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」

「最も多くのナンバーワン・シングルをプロデュースした人物」

ジャニー喜多川社長のご冥福を心からお祈り申し上げます。

ジャニー喜多川さんの病気「くも膜下出血」「解離性脳動脈瘤破裂」について詳しく調べてみました。

体を鍛えているから・・

頭痛はよくあることだから・・

時間が経てば治るから・・

頭、首回りに痛みを伴う場合は自己判断ではなく、すぐに専門医を受診されてください。

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参考記事

・脳神経疾患

・脳神経外科で扱う病気と治療について

・解離性動脈瘤・動脈解離という病気の病態と治療について

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ジャニー喜多川さんを襲ったくも膜下出血とは?~年齢には関係ない病気だった!を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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