2018年の夏は異常の暑さに悩まされますね。
何をしなくとも、ポタポタと汗が流れる毎日。Σ(・□・;)
楽しいはずの夏も、ここまで気温が高いと体調不良の心配があり、あまり楽しめていない・・という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
自分もずっとエアコンの中にいるのは、あまり好きではないのですが、とてもエアコンなしの生活は考えられません。
さらに、エアコンの中にいても突然【カーッと熱くなる】ことがあるのです。
あつ~くなって、じわじわ汗がにじみ出てくる、体がポッポッと熱を持っている感じ。( ;∀;)
涼しい部屋にいるのになぜ? 何か病気なの?
カーッと熱くなって汗が出る原因をご存じですか?
カーッと熱くなる原因として考えられること
*風邪
風邪の感染源(ウイルス)が侵入すると、体が反応して発熱します。
一般的に、それほど高熱が出ることはありませんが、みなさんもご存じのようにインフルエンザや細菌感染などでは高熱がでることがあります。
*インフルエンザ
風邪についてでもお話した通り、インフルエンザウイルスに感染すると、急に30~40℃の高熱が出ます。
インフルエンザは熱だけではなく、頭痛や全身の関節痛、筋肉痛、倦怠感などの症状があり、他、普通の風邪と同じように鼻水やせき、のどの痛みを伴います。
*熱中症
軽度であれ、体験されている方も多いのではないでしょうか?
体内の水分が失われ、体温調節に異常が起こって体温が上昇すると、ほてりや皮膚の乾燥、頭痛、めまいなどの症状があらわれます。
めまい、嘔吐などの症状が現れると、多大な汗も一緒に出ます。(経験上わかること。)
*高血圧症
高血圧症はあまり自覚症状がないのですが、顔、体のほてりが続くときは高血圧症である場合があります。
十分に注意しなければいけません。
*バセドウ病
全身がほてり、汗をかきやすく、手が震えたり、胸がドキドキするほか、疲労感や体重の減少、甲状腺の腫れ、目が突き出るなどの症状が現れます。
これは、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるためです。(2-~30代の女性に多いそうです。)
*更年期障害
エストロゲン(女性ホルモン)の急激な減少によって自律神経のバランスが崩れ、ほてり、のぼせ、イライラ、動悸、めまいや肩こりなど心と体にさまざまなトラブルが生じます。
閉経前後の10年間(特に前半)、女性に現れやすい症状。
ホットフラッシュ
自己分析した結果、病的な原因がないこと、年齢的なこと、月経の様子から考えると自分の「カーッと熱くなる」原因として考えられるのは更年期障害ではないかということです。
特別なことをしなくても、突然カーッと熱くなり、汗が滲み出てきますからね。
これは「更年期障害」の代表的な症状で「ホットフラッシュ」とも言われています。
「ホットフラッシュ」と聞けば「あー、それね!」と思われる方もいらっしゃるのではと感じます。
では、ホットフラッシュとはどのようなものなのでしょうか?
女性ホルモン
みなさんは女性ホルモンの働きをご存じですか?
女性ホルモンというのは、卵巣から分泌されるホルモンで(もちろん女性だけ)、エストロゲンとプロゲステロンという2種類のホルモンがあります。
エストロゲン
エストロゲンは、女性らしさを作るために必要なホルモンです。
女性特有の丸みを帯びた体を作ったり、お肌や髪の潤いを守ったり、女性の健康を守る働きがあるとともに、脳や自律神経にも作用するのが特徴です。
プロゲステン
黄体ホルモンとも言われ、妊娠・出産に大きく関わるホルモンです。
子宮内膜を整えたり、基礎体温を上昇させたり、体内に水分を保つ作用もあり、生理前に変化が現れるのもこのプロゲステンの働きによるものです。
エストロゲンとプロゲステンは一定の周期で、分泌量のバランスを整えます。
このバランス量が保たれている状態が、女性の体は健康な状態だと言えるでしょう。
しかし、残念ながら30代後半になると、エストロゲンは徐々に分泌量が低下していきます。
自身の体が分泌しない限り、エストロゲンが増えることはありません・・・。
ですから減る一方で、閉経前後の45~55歳には激減するのです。
このエストロゲン減限時期が、女性の更年期障害に当たるという訳ですね。Σ(・□・;)
余談ですが、女性ホルモンを女性が分泌する量ってどのくらいだと思いますか?
聞いてびっくりですが、たったティースプーン一杯分程度なのだそうです。
女性ホルモンは微量で、最大限の働きをしてくれているんですね。٩( ‘ω’ )و
関連記事:若々しい女性に見られる特徴とキラキラ輝きがプラスされる理由
ホットフラッシュは、このエストロゲンが激減し、脳の視床下部が刺激され、自律神経がスムーズに働かなくなることから体温の調節がうまくできなくなります。
そのために突然「カーッと熱くなる」ような現象が起きてしまい、血管が一時的に拡張して動悸が起こる場合もあります。
また、体温調節が上手くいっていないということは、逆のことも起こりうるのです。
「冷え」ですね!!
冷えのぼせが同時に起きることもありますので、体温の変化に対処できるようにしておくことが大切です。
汗をかいてもいいように、冷えピタなどの冷却材、ひんやりタオル、ハンカチタオル、デオドラント効果のあるものを携帯する一方で、
冷えた時の対処としてカーディガンなどの羽織ものを持っておかれると安心です。
暑い、寒いを繰り返すこともしばしば・・・です。
カーッと熱くなる時、病院での受診は?
更年期障害の症状は、人によって様々です。
ホットフラッシュを含め、肩こり、疲れやすい、頭痛、のぼせ・ほてり・発汗、腹痛・腰痛、不眠、イライラ、動悸・息切れ、うつ状態・不安感、めまいなど。
日常生活に支障があるような場合は、すぐに専門医を受診されることをお勧めします。
ホルモン補充療法(HRT)で治療されることもあります。
のみ薬、貼り薬、塗り薬などがありますので、我慢せず、専門医に相談するのが一番の解決策かと思います。
更年期障害だから・・と軽く考えない方が良いですよ。d( ̄  ̄)
【カーッと熱くなる】ことの対処法
自分でできる対処法としては、やはり日常の生活を見直すことでしょうか?
*良質な睡眠の確保
理想的なのは、一日6時間以上の睡眠だそうです。
良質な睡眠を摂るために、入浴時にぬるま湯に浸かったり、起きた時には30分ほど朝日を浴びるなど、軽い運動をすることでぐっすりと質の良い睡眠へとつながります。
*気分転換をする
家の中で、一日中ジィ~っとするよりは散歩をしたり、お洒落をして外出したり、おしゃべりを楽しんだりといった気分転換をすることも大切なようです。
ぜひ、心がけると良いですよね。
*体を動かす
体を動かすことは良質な睡眠、気分転換にもつながります。
無理をせず、楽しみながらできる運動などを見つけられると良いですね。
関連記事:散歩(ウォーキング)のメリットとおすすめしたい「靴」~ 履きやすさ抜群の厳選4点!!
*バランスの良い食事
栄養バランスの整った食事は、更年期に限らず健康に暮らしていく上でも必須ですよね。
女性ホルモンを増やしてくれる食材はもちろんありませんが、耳寄り情報として「大豆イソフラボン」は女性ホルモンに似た働き(効能)をするそうです。
大豆や豆腐や納豆、味噌などの大豆食品を心がけて摂るようにすると良いですね。
大豆イソフラボンプラス 約90日分(徳用3袋セット) 【ファンケル 公式】
食事を神経質に考えると、献立などがストレスになることもありるので、サプリメントで摂取するのもおすすめです。
手軽に飲めて、確実に摂取できるというのはとても心強いですよね。٩( ‘ω’ )و
更年期対処法の体験談
*ホットフラッシュや頭痛、肩こり、吐き気の症状があります。
対処法は、ベッドに横になって休むことと、エクササイズを積極的に取り入れています。
*更年期の症状と気にした事は無いのですが、40歳を過ぎてから朝と夜に動悸がしておかしいなぁと感じています。
対処は動悸・目めまいともに定期的に受診し、お薬で対応しています
*ホットフラッシュが出たら「症状が出た時にする呼吸法(吸う、吐くを10秒ずつ20セット実施)」「炭酸水を飲むと少し楽になる」
突然【カーッと熱くなる】ホットフラッシュを含め、女性の更年期障害についていかがでしたか?
女性ホルモンを分泌することができない以上、症状は大なり小なり発症するということになります。
繰り返しますが、症状は人ぞれぞれで、重い場合もあれば、軽い場合もあります。
自分は今のところ、ホットフラッシュ、疲れやすいなどの症状が現れていますが、自身の対処法でクリアできている状態です。
もし、症状が重くなれば専門医を受診するつもりです。
もし、同じような症状がある方はぜひ、ご参考いただければ幸いです。
我慢しないことがいちばん大切!!
辛い時には、ぜひ、専門医の指示を仰いでくださいね。٩( ‘ω’ )و
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突然【カーッと熱くなる】原因はなに?~ホットフラッシュの原因と対処法を最後までお読みいただき、ありがとうございました。