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ピアノ教室の始め方 〜 教室開業までの準備や流れ、知っておきたいことのまとめ


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小さい頃、お母さんに連れられて通い始めたピアノ教室。

いつしか自分のかけがえのないものとなり、ピアノそのものがすっかりライフワークの一部になってしまった・・、

音楽そのものに魅了されてしまう人は案外多いのではないかと想像します。

音楽とは心を落ち着かせ、癒し、前向きにさせてくれる存在だからです。

その魅力にハマり、極めたくて音楽大学へ進学する方もいるでしょう。

また、専門学校に進学される方もいるでしょう。

長い年月をピアノとともに過ごし、学べるものは全て学んできたのですから、学校を卒業すれば、

「ピアノ教室を始めたい」「自分の教室を開きたい」と開業を夢見るのは当然だと思うのです。

 

ピアノ教室を始めたい

自分が長い年月かけて培ってきたものを、小さい子供に、また生きがいを求めて習い始める大人の方に伝えていきたいと思いますよね。

これは、ピアノ以外のこと(英語、バレエ、水泳 、野球、サッカー)でも同じだと思うのです。

技術はぜひ、次の世代へと受け継いでいって欲しいですよね。

しかし、思い起こせばピアノの練習は必死に取り組んできたし、音楽に関する知識はできる限り詰め込んできたけど、「ピアノ教室を始めるための指導は受けたことがない」「経営なんて全くわからない」「開業資金はどのくらい必要なの?」という方がほとんどだと存じます。

個人的には、音楽大学などの専門大学、専門学校で「教室の始め方、教室経営」についてのレクチャーを行っていただけると非常にありがたいですし、学生さんの夢もさらに広がっていくのではないかと思うのでぜひ、カリキュラムに取り入れていただきたいと思っているのですが・・。

学校を卒業して「ピアノの先生になりたい」「ピアノ教室を始めたい」とは思っていても、漠然と思うだけで何をどこから始めたら良いのやら、、さっぱりわかりませんよね。

みなさんはどのように「ピアノ教室」を開講されていますか?

➡️ピアノの先生になる方法 ~ 音大卒? 資格取得? どんなスキルが必要?

 

ピアノ教室開講にあたって

では、ピアノ教室を始めるにあたり準備することってどんなものがあるでしょうか?

そう多くはありませんが、気をつけておきたいことなども含めてご紹介させていただきます。

レッスン室(お部屋)

まずはレッスン専用の部屋が必要ですよね。

個人ピアノ教室の場合、リビングなどに置かれるのも良いと思いますが

生活感があると、やはりレッスンに来られた方が集中できません。

特に小さな子供は集中力に欠けるので、お部屋にある色々なものに気持ちが集中します。

レッスンは専用の部屋で、ピアノレッスンに関係のないものはできるだけ置かない環境が良いでしょう。

もし、家庭の都合でリビングにしかピアノが置けない場合は、カーテンなどの仕切りでできるだけ生活感を感じさせない工夫をすると良いですね。

新築でお家を建てられる場合は予めレッスンに適した状態のお部屋を作ることが可能ですが、

すでに生活している家にレッスン室を作る場合、既存の部屋で問題はないと思います。

和室をレッスン室にする場合は、ピアノの下に補強板を敷いたり、畳にカーペット(タイル張りのものもありますね)を敷けば、洋室風になりますし和室だからレッスンができないということはありません。


クッションフロアラグ(フチ加工付き)≪テラコッタ/E3073-3075≫


防音マット「サンダムE-45(E45)」

防音マットも良いですね。

防音

レッスン室は防音しているに越したことはありませんが、部屋を丸ごと防音室に工事するとなると1.000万近い費用がかかってしまいます。

業者さんに問い合わせたところ、どうしても防音が必要な場合は、壁に厚めの吸音材を入れることが一番低いコストでできるのではないかというお話でした。


防音パネル 吸音パネル フェルメノン

他、音を吸収するために厚手の布カーテンを引いたり、ピアノの下に布物を入れて置かれると音漏れが軽減されます。

どうしても防音が必要な場合はヤマハさんやカワイさんから発売されている防音室を部屋に設置する方法があります。

広さによって価格も変わってきますが

ヤマハさんのアビテックスの場合:4.3 1,680,000円(税抜) 

カワイさんのナサールの場合:4.3 ¥1,370,000(税抜) 

部屋ごと防音するよりははるかに低コストで、お引越しなどがあってもこの防音室は持ち運ぶことが可能です。

レッスン室に関する注意点

レッスン室、また玄関からレッスン室までの動線には、壊れたら困るものは置かないことが鉄則です。

大人のみのレッスンはともかく、小さな子供が出入りする教室は大抵なんでも触られますので、触られることを想定した部屋づくりが必要です。

「壊れて困るものは置かない」ということは先生にも生徒さんにとっても、お互いのために心がけたほうが良いことです。

また、ピアノ教室を始める際のマナーとして、ご近所の方には一言ご挨拶が必要だと存じます。

人の出入りがあるため、車、駐車場、通行においてご迷惑をおかけすることがあるからです。

ご挨拶して一言お断りを入れておくことで、ご近所さんも快く接してくださいます。

その際「音」についても一言お声かけをしておくと安心ですね。

あとあと、トラブルにならないためにも社会人マナーとして行っておきたいことです。

グランドピアノ

「ピアノ教室」を始めるということは、お月謝をいただいてレッスンすることになります。

「お金をいただく」ということは、それなりの設備が必要だということです。

「ピアノ教室」と告知する以上、個人的にはやはりグランドピアノが必要ではないかと考えています。

(もちろん、アップライトピアノでもレッスンはできます)

ピアノの先生ならご存知のように、アップライトピアノでは音楽的な演奏を表現する上で、構造的に限界があるということを考えなければいけません。

微妙なタッチ、ペダリング、トリルを含めた音楽的表現を指導する場合、どうしてもグランドピアノが必要です。

小さな子供さんを指導するなら特に、耳を育てる大切な時期にグランドピアノの音色でお勉強してもらいたいですよね。

「自分の音を聴く」という点でも、アップライトピアノよりグランドピアノの方がはるかに上達が目指せます。

グランドピアノをメインに、アップライト、キーボード、エレクトーン、電子ピアノなど副教具としてレッスン室にあるのはより望ましいですよね。

子供の頃から使ってきた楽器を大切にレッスン室で再利用するのも良いと思います。

(聴奏やアンサンブル練習の際にはとても役立ちます)

 

レッスン概要

レッスンの内容に関して、詳細を決めます。

レッスン日は?

レッスンは年間何回?

レッスンは何分?

月謝は?

レッスン対象は? 大人、子供?

テキストは?

レッスンポリシーを考える

先生のポリシーは、このピアノ教室に通いたいと考える重要な内容になると思います。

ピアノを習いたいと考えている方(保護者)は、先生がとのような考えを持ち、どのようなスタンスでレッスンをされているのかを重要ポイントにされるはずです。

誰に尋ねられても、いつ、どこで聞かれても明確に答えられるようにしましょう。

細かく考えれば考えるほど、生徒さんにははっきりと教室内容が伝わります。

逆に大雑把な概要であれば、疑問点が沸々と湧いてきます。

「このようなピアノ教室です」と言葉でもわかる内容にしておきたいですね。

 

ピアノ教室の告知

レッスン室、グランドピアノ、レッスン概要がバッチリ決まったら「ピアノ教室開講」の告知をしなければいけません。

どんなに素晴らしい条件を満たしていても、教室を知らなければ誰も来ませんよね。

告知方法は様々です。

近くのスーパーなどの共用スペースにポスターやチラシなどを貼らせてもらう。

校区内の家にチラシをポステイングする。

レッスン室となる自宅に看板を作る。

ホームページやブログ、インターネットを使っての告知など。

今ではピアノ教室の告知も、生徒募集もインターネットが主流になっています。

ご自分のことを考えていただいてもおわかりのように、ピアノ教室を探す方もまずはスマホやパソコンを使って情報を得ることが一般的になっていますね。

ピアノ教室への問い合わせなどもインターネットがほとんどです。

不特定多数の方に新しいピアノ教室を告知する方法としては、ホームページは必須と言えるでしょう。

自身でできない場合は、ホームページ作成業者やWEBデザイナーにお願いすることもできます。

当然、費用はかかってきますが見栄えの良いものは完成しますね。

しかし、あとあとレッスンで使う資料、教材、発表会のプログラム等、パソコンを使う作業も必要になるので、

できれば準備期間の間に操作方法、制作方法を勉強されておくと役に立ちますよ。

今はピアノの先生もパソコンやスマホ操作が必要とされます。

 

体験レッスン設定

ピアノを習いたい方にとって「体験レッスンを受ける」ことはとても有益です。

教室情報でしか知り得なかったことからさらに掘り下げて、教室のことを知る手段となります。

先生のお人柄がより詳しくわかる

レッスンを受ける環境が見える

テキスト、教具に触れることができる

自宅からのアクセス手段がわかる(所要時間もわかる)

対象者が子供の場合、子供の反応が見れる

今は大手楽器店でも個人ピアノ教室でも体験レッスンが行われています。

是非とも、新しく開講するピアノ教室にも取り入れてください。

体験レッスンは受講者が入会を決める大切な要素となるため、普段のレッスン以上に力を入れたい部分でもあります。

一つ一つの項目について目的や理由が説明できるように、そしてスムーズなレッスンができるように綿密に計画する必要があります。

表情や喋り方などは鏡を見ながら練習すると良いでしょう。

決して大げさなことではなく、実際に大手の楽器メーカーなどではそういった指導も行われています。

初対面の印象というのはとても重要ですので、やりすぎではなく、自分の表情を客観的に知ることはとても大切なことですよ。

 

ピアノ教室開業届け

ピアノ教室開業に至ったら、地元の税務署に「開業届け」を届け出しましょう。

ピアノ教室は個人事業主となるため、確定申告が必要です。

利益が20万超えていない場合は申告をしなくても良いこともありますが、個人事業主の届出を出すことで、

経営者として、ピアノ教室講師としての自覚が変わるのではないでしょうか?

体験レッスンまでの準備が終わり次第、届け出を済ませておくと良いですね。

 

ここまでを終えたら「ピアノ教室」を始める準備は終了です。

ここからは生徒さんたちとのやりとりが関わってくるので「始めるまでの準備」とは違う内容になりますね。

ピアノ教室を始めることに、特別な免許やライセンスは必要ありません。

自宅で始めたい方には、費用もほとんどかからずに始めることが可能です。

でも、ピアノ教室とはレッスンに通ってくださる生徒さんがいて成立するものです。

レッスン内容はもちろんのこと、生徒募集、事務処理、経理、全て自身で行わなければいけません。

想像しているよりもずっと厳しいものだと存じます。

正直、教室開講後しばらくは収入0円かも知れません。

生徒募集が順調でも、マンツーマンの個人レッスンで一月に10人以上の生徒さんが集まることは考えにくいので、収入的な期待はしないほうが良いです。

余計なことに労力を使うより、レッスン向上のための努力や経営のための勉強に時間を費やすことをおすすめします。

たくさんの生徒さんに集まっていただくためには、ピアノの先生の努力と技量以外のなにものでもありません。

レッスン室やピアノ、告知方法、生徒募集だけにこだわるのではなく

生徒さんに伝えるための情報やテクニック、表現力というものも止まることなく学び続けることが生徒さんが増える秘訣ではないかと思います。

先生ご自身の努力されている姿が生徒さんたちに伝わり「ピアノ教室」が繁栄していくのだと思います。

信頼関係が第一の個人ピアノ教室、この記事が読んでくださった皆様の参考となりますよう心から願っております。

➡️人気教室はなぜ「人気」なのか?~ 生徒が集まる7つのポイント

➡️教室経営の悩み解消|効果的な生徒募集で生徒数が4倍になる!!

➡️月謝の料金設定で教室の未来が変わる ~ 教室経営者が考えるべきこと

 

ピアノ教室の始め方 ~ 教室開業までの準備や流れ、知っておきたいことのまとめを最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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