子犬を迎えるということは「命」を預かるということ。
わんちゃんの健康を維持していくのも、飼い主の大切なお仕事となります。
健康のためのお世話もたくさんありますが、口内環境を守ってあげるのもわんちゃんの健康には欠かせませんよね。
ついつい後回しになりがちですが、子犬の歯磨きっていつから始めれば良いの?
どんな手順で進めれば良い?
子犬の歯磨きはデンタルガムでイケる?
実際に体験した愛犬たちの体験をもとに、わんちゃんの歯磨きについて詳しくお伝えさせていただきたいと思います。
Contents
子犬の歯磨きはいつから始める?
子犬を家族に迎える時期は、最短で生後40日。
ペットショップなどから迎えると、生後2ヶ月、3ヶ月で迎えるわんちゃんも多いですよね。
その頃になると、子犬も立派に食事をしています。
食欲旺盛で、ふやかしたドッグフード、またはドライフードを一気に食べてしまう勢いです。
子犬の歯磨きはいつから始めるのか?
結論から言うと、食事をしている以上、家族になってすぐから「歯磨き」が必要です。
基本的に、子犬の歯磨きについては人間の子供と同じだと考えていただいて良いです。
人間の子供も、歯が生えて、離乳食や食事が始まると「歯磨き」を始めますよね!
もちろん、子犬にも乳歯があるわけで、大人の歯に生え変わってから歯磨きをしっかりすれば良いのでは?と考える方もいらっしゃるでしょう。
でも、そういうわけにはいきません。
基本、わんちゃんは歯磨きが好きではないのです。
人間の子供も同じように、歯磨きの習慣をつけるのに母親が苦労しているご家庭って多いですよね?
なかには、ギャーギャー喚きながら毎日の歯磨きタイムを過ごしているご家庭も多いと思うのです。
子犬も全く同じで、歯磨きが好きではありません。
というよりも、子犬の場合は全てが「おもちゃ」だと感じるようです。
歯ブラシも歯磨き粉も、歯磨きシートも全てが目を輝かせるおもちゃなんですよ。
なかなか「歯磨き」として成立しないのが実情です。
では、どのように歯磨きの習慣をつけたのか?についてお伝えしていきたいと思います。
子犬の歯磨き手順
あくまでも、我が家で行った歯磨きの手順ですので、これが完璧な方法ではありません。
どうぞ、一例として参考にされてください。
口の中にいろんなものを入れて遊ぶ
突然、得体の知れないものを口に入れられ、ゴシゴシされれば子犬は嫌がります。
これは子犬に限らず、人間の子供も同様です。
まずは、口の中に物が入ってきてもOKな習慣を作ることが大切!
- 飼い主の指(手)
- おもちゃ
- 棒状のもの
- 実際の歯ブラシ
など、いろんなものを口の中に入れながら、まずは遊びましょう。
口の中に異物が入ってきても「安全」だと思わせることが必要です。
再現画像
歯ブラシは、人間の子供ような歯ブラシを使って遊ばせていました。
さらに、寝転ばせて遊ぶのがおすすめです。
寝転んだまま口を開かせることができるようになれば、グンと歯磨きしやすくなります。
また、この時期は甘噛みをする時期なので、口に手を入れることが甘噛みをやめさせるしつけにも繋がりますよ。
甘噛み防止で「手」を突っ込む際は、飼い主さんの顔の表情を変えてくださいね。
口の中あちこちを触る
口の中に異物を入れることに抵抗が無くなったら、指であちらこちらを触りまくります。
触られても平気でなければ、歯磨きができませんもんね。
私は自分の指で、口の中あちらこちらを触れるようにしました。
↓こんな感じです。
どれどれ
お口の中チェック😊飼い主の袖口に糸が出ているのは
見逃して下さい😱 pic.twitter.com/oaNuAIqHDw— chi-love (@chilove99112212) May 3, 2021
初めは少しずつですね!
飼い主が痺れを切らして、嫌がっているのに無理やり触ったり、押さえつけたりしては歯磨き以前に、口の中を触れることが嫌になりますので焦らず、少しずつ少しずつです。
触られることに慣れたら歯ブラシへ
上の2つがクリアできたら、いよいよ歯ブラシに慣れていきます。
初めは、歯磨き粉なしで歯ブラシになれることから。
- 歯に歯ブラシを当てる
- 歯をちょんちょんとブラシで触る
- 歯ブラシを奥まで入れることに慣れる
こんな感じのところからスタートです。
間違っても、初めから歯ブラシゴシゴシはダメですよ!
デリケートにデリケートに、歯ブラシに慣れさせてください。
正直、遊びだけならいいけど歯ブラシ磨きは嫌がります。
歯ブラシに慣れたら歯磨き粉を
歯ブラシでゴシゴシすることに慣れたら、歯磨き粉をつけて本格的な歯磨きが始まります。
歯垢は奥歯(一番奥)に溜まりやすいので、見逃すことなく満遍なく磨いてあげてください。
あまり強くゴシゴシする必要はありません。
ここも人間の歯磨き方法と同じですね!
遊びの間は良くても、いざ歯磨きとなると上手くいかないものなのです。
半年〜1年を考えておかれた方が良いですよ!
「これ、怖い!」「これは嫌だ」という恐怖感を抱かせないように慣れさせるには、時間をかけることが必要なんですよね。
うまくいかなかったら?
デリケートに、慎重に行っても上手くいかないこともあります。
どうしても歯ブラシが苦手なわんちゃんもいるのですよ。
実は、我が家のゴールデンレトリバーも、決して歯ブラシが得意なわけではありません。
我慢して、歯磨きをさせてはくれるのですが、逃げ腰なために奥歯がうまく磨けませんでした。
結果、気づくと奥歯に歯垢が溜まり、歯が黄色を通り越して茶色っぽくなっていました。
うまくいかなかったら歯磨きはできないのか?
そんなことはありません。
これ以上、歯垢が増えないよう色々と試した結果、ドクターワンデル
ドクターワンデル
諦めなくてほんとに良かったと思っています。
我が家のゴールデンレトリバーは、現在6歳ですが口内健康です。
↓奥歯はこんな感じ
>> ドクターワンデルの口コミや感想はこちらにまとめています。
\歯磨き苦手なわんちゃんにもおすすめ♪/
デンタルガムでも歯垢が防げる?
歯磨きがどうしても苦手な場合、デンタルガムでも歯垢の溜まりを防ぐことができるのでしょうか?
また、口内環境を守ことができるのでしょうか?
個人的には、デンタルガムで歯磨きを終わらせることにおすすめはできません。
確かに、デンタルガムを噛むことで
√ 歯に付着した歯垢がとれる
√ 汚れをとって口臭を軽くする
という効果は期待できますが、デンタルガムそのものが完璧に歯磨きをしてくれるわけではありません。
わんちゃんの歯垢のつき方を見るとよくわかりますが、人間と同じようにわんちゃんにも「効き歯」ってあるんですよ。
食べる時は右側で噛む・・みたいな。
デンタルガムを噛む時も、おそらく効き歯で食べるでしょうから、反対側の歯にはデンタルガムの効能が期待できないということになりますよね。
また、大型犬の場合、噛まずに飲み込むこともしばしば・・。
デンタルガムで期待できることは、他のおやつを食べるよりは、お口ケアに有効ですよってことではないでしょうか?
あくまでも歯磨きの補助、虫歯にならないおやつとして考えておかれることをおすすめいたします。
また、歯磨きガムはほとんどが生後3ヶ月~6ヶ月以上となっているものが多いです。
あまり早い時期、特に子犬に食べさせるのは、個人的におすすめしません。
とはいえ、一般のおやつを与えるよりは口腔内への効果が高いことを確かですよね。
現在、ドクターワンデルで「KANDEL(カンデル)」というデンタルガムが発売されています。
歯磨き嫌いなわんちゃんは、カンデルにドクターワンデル(歯磨きシェル)をつけて食べさせるのは、とても有効だと思いますよ!
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子犬の歯磨きいつから始める?まとめ
子犬の歯磨きは、家族になってすぐからスタートです。
とはいえ、いきなり人間が想像する歯磨きではなく、ステップ1のスタートと考えておかれた方が良いですね。
近い将来、しっかりと歯磨きができるように順序立てて、焦らずにスタートすることが大切です。
歯垢、歯石が溜まると、命の危険に関わる病気になることも十分に考えられますので、決して歯磨きを軽視せず、コツコツと行うことおすすめいたします。
飼い主さんが根気よく行うことで、無理なく歯磨きができる日がやってきますので、それまで焦らず気長に習慣づけていってくださいね。
子犬を家族に迎え入れた方
歯磨きをいつから始めれば良いのか悩んでいる方
どうやったら犬の歯磨きができるの?
という方の参考になれば幸いです。
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