当サイトはアフィリエイト広告を利用しています→ 詳細

「犬に洋服を着せたい」と思ったら洋服を着せる理由や必要性について考えてみよう

わんちゃんの服

人のファッションが楽しまれているように、今はペットのおしゃれも楽しまれてますよね。

わんちゃんや猫ちゃんのデザイン豊富なカラー(首輪)、ネームタグ、チャーム、見るだけでも楽しいものです。

しかし、犬や猫は体が毛で覆われた動物ですが、洋服って必要なのでしょうか?

飼い犬に洋服を着せて楽しまれてる飼い主さんもたくさんいらっしゃいますが、皆さんは犬の洋服についてどのようにお考えですか?

わんちゃん服

「愛犬にもおしゃれをさせたい」という飼い主さんの願いを叶えるべく、様々なデザインのドッグウエアが販売されていますね。

なかにはハンドメイドのウエアもあり、そのクオリティの高さには目を見張るものがあります。

Tシャツ、トレーナー、パーカー、オーバーオールなど人間同様のファッションアイテムが揃っている他、水遊びをするわんちゃんにはウェットスーツ、寒いところ(雪国)で暮らすわんちゃんには防寒着まで揃っているから驚きですね。

わんちゃんの防寒着、なかなか素敵ですよ。

ペットの暮らしが人間の生活に深く浸透していることがわかります。

でも、犬には洋服代わりになる被毛があるのになぜ洋服? 犬の洋服には何か意味があるの?

ふかふかした暖かな被毛があるのに洋服が必要なのでしょうか?

犬服の役割

「おしゃれ」でワンちゃんに洋服を着せる方ももちろんいらっしゃいますが、決してそれだけではないのです。

洋服を着るのにはちゃんと理由もあるのですよ。

シングルコート

わんちゃんのふかふか被毛には「シングルコート」「ダブルコート」と種類があるのをご存じですか?

アンダーコート、オーバーコートと二重構成になっている被毛をダブルコートと言います。

ダブルコートのわんちゃんは、夏になる前アンダーコートが抜けて軽やかな被毛になり、冬場になる前には再びアンダーコートが生えて、寒い冬になる備えられる被毛になっています。

寒い場所で原産された犬はダブルコートの犬が多いです。

犬種はラフコリー、ボーダーコリー、シェットランドシープドッグ、ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、コーギー、ポメラニアン、スピッツ、柴犬、秋田犬など。

もうおわかりかと思いますが、シングルコートのわんちゃんは、アンダーコートがなくオーバーコートのみの被毛です。

寒さを耐えしのぐ被毛にはなっていないのですね。

犬種はプードル(トイプードル)、シーズー、マルチーズ、ヨークシャーテリア、パピヨンなど。

なるほど、これらの犬種が洋服を着ていることが多くありませんか?

シングルコートのわんちゃん達には、人間ほどではありませんが、やはり冬は寒いようです。(小さな犬は震えている子もいます)

シングルコートのわんちゃんには洋服が防寒の役割を果たしているのです。

ダブルコート

では、ダブルコートを持つ犬が洋服を着ているのはなぜでしょう?

ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、シェルティーなどダブルコートのわんちゃんが洋服を着ている姿も見られます。

ダブルコートのわんちゃんたちは寒い地方に適した体を持っているので「防寒」だとは考えにくいですよね?

ダブルコートのわんちゃんたちが洋服を着ているのは、その多くが抜け毛対策であることが考えられます。

春と秋には換毛期と言われる毛抜けの時期があるのですが、この時期のわんちゃんの抜け毛といったら半端なものではありません。

そこで、まわりに散る毛を少しでも減らす対策として洋服を着せているのです。

特に家の中でワンちゃんを飼われる場合には必要性を感じます(部屋中を毛が舞うからです)

換毛期以外で洋服を着ていることもありますが「慣らし」のためとでも言いましょうか?

換毛期の時期だけ洋服を着せようと思ってもわんちゃんは嫌がることが多いのです。

もともと動物には「洋服を着る」という習慣がないため、突然洋服を着せると嫌がって抵抗します。

そのため、洋服を着せたいと思う場合は小さい頃から洋服を着ることに慣らしておく必要があるのです。

これはカラー(首輪)も同じことが言えます。

常にカラーを着けていないと外出の際にカラーを着用することを嫌がることがあります。

UV対策

真夏にも洋服を着ているわんちゃんがいますよね。

「暑いのに洋服?!」と思われるかも知れませんが、夏に着るわんちゃんたちの洋服には、人間と同じように紫外線対策が施されたものが多いです。

犬も人間と同じように熱中症、夏バテの危険がありますので対策の一つとして直射日光を遮っているのですね。

犬は言葉を話すことができません。

飼い主さんたちが愛犬に体調不良や病気を防ぐために自主的に洋服を着せているのです。

なかには、ファッションとして楽しまれている飼い主さんもいらっしゃるでしょうがファッションを楽しんでいるとしても、結果、洋服がわんちゃんたちの病気を防ぐアイテムとなるのですね。

だからといって、必ず着せなければいけないものでもありません。

もともと洋服が必要ない体を持っていますからね!

それぞれのワンちゃんには生まれ故郷(原産国)があり、その地域に適された機能を与えられているので異なる風土で生活していくための一つの工夫、アイデアが「犬の洋服」なのです。

犬が洋服を嫌がる場合

わんちゃんの服

飼い主さんが洋服を着せたくても、わんちゃんが嫌がるようなら辞めた方が良いでしょう。

繰り返しますが、犬の洋服は必ず着せなければいけないものではありません。

洋服を着せるメリットはありますが、先ほども言ったように「犬の洋服」というのは人間のアイデアであって、もともと犬に備わっているものではありません。

嫌がるワンちゃんに着せれば、精神的なストレスになり別の病気を発症する原因にもなります。

そうなったらメリットどころか、大きなデメリットですよね。

愛犬の様子を見て、洋服がストレスになっていないか?を考える必要があります。

飼い主さんが愛犬におしゃれをさせたい気持ちもわかりますが、あくまでもわんちゃんの精神状態を優先させましょう。

また、犬の洋服は「術後アイテム」として使用することもあります。

わんちゃんは傷口が気になると舐めてしまう傾向がるので、傷を舐めることで二次感染を起こしたり、傷口の悪化を防ぐためのものです。

犬の服 必要性
動物病院と共同開発 獣医師推奨 犬用術後服エリザベスウエア

このようなタイプのものです。

術後に関してはエリザベスカラーで対処することも多いので、治療の一環として洋服を着せる場合は専門医(獣医師)の指導を仰いでくださいね。

犬の洋服が必要か、必要ではないかは飼い主さんのお考え次第ですね。

何かしら理由がある場合は「必要」だし、単なるおしゃれのためだけなら「不必要」ともいえます。

「犬に洋服を着せる」ことに関しては賛否両論ですが、あくまでも愛犬のストレスにならないこと、愛犬が快活に暮らせることを優先して考えれば「着せる」「着せない」の答えが見えてくるはずです。

皆様の家族になった大切なわんちゃんがいつまでも幸せに暮らせますように。

大型犬では人気のレトリバー|白 ゴールド イエロー 黒 毛並みの色の違いはなに?

夜間救急対応の動物病院 ~ 費用や診察方法、受診所感など

「犬に洋服を着せたい」と思ったら洋服を着せる理由や必要性について考えてみようを最後までお読みいただき、ありがとうございました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク