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夜間救急対応の動物病院 〜 費用や診察方法、受診所感など

夜間救急対応の動物病院

犬、猫などペット飼育者にとって、ペットの存在はとても大切、家族と同じです。

わんちゃん、猫ちゃんなどペットが嬉しそうな時は飼い主も幸せ、ペットが病気をすれば子供が病気することと同じくらい辛いものです。

ペットは病気をしても言葉で表現できないため「痛い」「だるい」「熱っぽい」「吐きそう」などと症状を訴えることができません。

飼い主が日常生活に追われて、その症状に気づくのが夜間になってしまったなんてことも多いのではないでしょうか?

「ペットの夜間救急」を初めて利用させていただきました。

夜間救急

人間の夜間救急病院は皆さんの住んでいる地域にもいくつか存在するでしょう。

皆様のお住いの近くに夜間救急対応の動物病院はありますか?

子供さんがいらっしゃるご家庭では一度は経験したことがあるかと思いますが、病院外来時間を過ぎてから発熱したり、嘔吐したり、ケガをしたり、咳が止まらないということはよくあります。

翌日までこのまま放っておくのは不安、心配という場合に緊急で診察を受けるのが夜間救急病院です。

朝までの処置をしていただくことで辛い症状を一時的に回復させ、翌日に掛かり付けの病院で再度診察や検査を受けるといった具合かと思います。

ペットの夜間救急もそれと同じ対応ではありますが、なんせ動物には「言葉」がありません。

痛いのか、気持ち悪いのか、痒いのか、だるいのかといった症状を的確に伝えることができないため、応急処置とはいえ処置できないケースも多いのではないか?と感じています。

ペットの夜間救急

夜間救急対応の動物病院

夜間診療を行っているペットクリニック(動物病院)は、まだまだ少ないですね。

それでも、19:00~21:00まで診察してくださるペットクリニックが随分と増えました。

しかし、それ以降の時間帯、または24時間対応で診察受け入れしてくださる病院は、全国でも数えるほどです。

関東(東京、千葉、埼玉)では夜間・休日往診をする動物病院もあるようです。

車が運転できない高齢の飼い主さんなどにはありがたいシステムですね。

診察内容について

・かかりつけの動物病院が休診している夜間の時間における救急の病気を診察および処置をする。

夜間救急で継続治療することはできないことがほとんどです。

・救急以外の診察は基本的に行わないません。

夜間に病院を受診するくらいですから、救急以外で受診される方は少ないでしょう。

救急処置のみを行います。

これも人間の場合と同じですね。

現時点で必要だと思われる検査、処置が行われるということで続けて治療を行う病院ではないということです。

救急処置で翌朝まで過ごし、掛かり付けの動物病院に行くといった治療法になります。

ペットの夜間救急、数は少ないけれど急病、ケガなどにはペット飼育者にとっては何よりも心強い味方です。

ペットの夜間診察料

保険が効かないペットの診察料というのは飼い主泣かせな金額となります。

夜間救急の場合、必ず「夜間診察料」が必要となります。

夜間診察料:7.000円~10.000

別途:治療費、処方薬費

特に検査もなく、診察と薬だけで一回の診察料が20.000円以上かかるのが一般的です。

検査などが入ればもっと高額な医療費となってしまいます。

料金的なことを考えると、ペットの夜間診察を利用するのも躊躇しますが愛するペットのことを思うと、そうも言ってられません。

高額費用覚悟で受診する必要がありますね。

実際にペット夜間診察を利用して

夜間救急対応の動物病院

自分は大型犬を飼っています。

ある朝「あれ?体調イマイチなのかな?」と感じました。

犬種の特徴からも「ご飯」にはガツつく愛犬がご飯(ドッグフード)を欲しがりませんでした。

動物がご飯を食べないということはただ事ではありません。

時間をかけてどうにか食べたものの、むせるような、吐き気があるような嗚咽のようなものをずっと繰り返すのです。

元気もありません。

外に出ると、家畜のように草をむさぼり食べ、明らかにいつもとは違ったのです。

この時点で掛かり付けの病院に行くべきでした。

夜になり、嗚咽が激しく、草を食べることを強く要求するようになり、落ち着かない様子でずっとウロウロと動き回っていました。

明らかに様子がおかしいことで、翌日の朝までに不安を感じたことからペット夜間救急病院を初めて受診しました。

どんな診察?

一日の愛犬の様子を一通り説明しました。

その間、医師は愛犬のお腹、脇腹を触診されていて、聞いた話から考えられるのは「胃捻転」だけど胃捻転であれば立っていられないほど。

また、異物を食べたのであれば嘔吐が激しくあるはず・・。

どちらでもなさそうなさそうなので、とりあえず吐きどめの注射を打っておくとのこと。

とりあえず? 疑問!!

それでは救急処置になっていないのではないか?

飼い主の見解では、愛犬の健康状況や容態を確かめるための必要な検査は何も行われていません。

血液検査はあっても良いのでは?と感じましたが「時間外なので、そのような検査はしません。もし検査をすれば検査代が高額です。原因などについては、かかりつけの病院で明日調べてもらって下さい」と言われました。

診察料は?
夜間救急対応の動物病院

初診料      :1.080

時間外(夜間診察):7.560

皮下注射料    :2.484

プリペラン(薬) :1.900

ラニチジン(薬) :760

合計       :13.784

診察は触診のみで、この料金でした。

もし、検査等がかかっていればこれ以上の金額が必要です。

夜間救急での診察後の経過は?

残念ながら効果なし、嗚咽が止まらない状態で一晩を過ごしました。

これは飼い主の判断ミスであり、夜間救急病院についても準備不足だったと感じます。

夕方にかかりつけ医を受診するべきでした。

掛かり付けのペットクリニック(動物病院)

夜間救急対応の動物病院

いつも診ていただいている病院では、説明とともに異常を察し、すぐに血液、レントゲンの検査が行われました。

検査結果は血液の炎症値が格段に上がっていました。

通常0.7前後の数値が正常なのだそうですが、炎症値が「7」まで上がっていたのです。

さらにレントゲンの結果、胃に何かが詰まっていました。

それが嗚咽の原因であり、それを出そうとして草をむさぼり食べていたのだと思われます。

一日点滴入院で症状は落ち着きましたが、いつもの元気はすぐには取り戻せなかったようです。

処方薬を加え、引き続きの治療が必要です。

掛かり付けのペットクリニックでの診察料:50.000円ほど。

飼い主の判断ミスで、このような結果になりました。

ペットに異常を感じたら?

夜間救急対応の動物病院

一番良い方法は、やはり「かかりつけ医」で受診することだと思います。

⚫︎ペットの普段の様子を知っている

⚫︎ペットの体質(性質)を理解している

⚫︎これまでの健康状態を理解している

⚫︎飼い主の話を親身に聞いていただける

このような状況で、安心して受診することができるからです。

ケガ、誤飲、持病など原因が明らかなものに対しては夜間診察も対応できるものの、検査が必要な病気に関してはその病院の方針によって様々なのだろうと考えることができます。

ペットの肉体面、精神面、飼い主の精神面、経済面を考えても、かかりつけ医にお世話になることが一番良い方法だと感じます。

そのためには、ペットの異常にいち早く気づき、早めに対処することが大切だと思います。

また、もしもの時のために、地域のペット夜間救急病院について下調べをしておかれることをおすすめ致します。

皆様の大切なペットの夜間救急診察に関しての情報として、お役に立てれば幸いです。

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夜間救急対応の動物病院 ~ 費用や診察方法、受診所感などを最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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