ささのは さ~らさら~♬
子供の頃、お友達と歌いながら歩いていたのを思い出します。
皆様にも「七夕」の子供の頃の思い出がたくさんあるのではないでしょうか?
短冊を作り、お願い事を書いてささの葉に吊るしていましたよね。
ゲーム、スマホなどなかった昭和の子供は、イベントの小物作りに燃えていました。٩( ‘ω’ )و
今でも、保育園や幼稚園で七夕の制作活動が行われているのを見ると、なんだかホッとしますね。
七夕(たなばた)
七夕(たなばた)とは五節句のひとつで、日本だけではなく中国、日本、朝鮮、台湾、ベトナムなどの節句でもあります。
ちなみに五節句(季節の節目となる日)とは
1月7日:七草の節句
3月3日:桃の節句
5月5日:菖蒲の節句(端午の節句)
7月7日:七夕(たなばた)
9月9日:菊の節句
元々は中国の行事だった「七夕」が奈良時代、日本に伝わりました。
それが日本古来からあった伝説と合わさって日本の七夕(たなばた)が誕生したのです。
では、当初からたんざく(短冊)に願い事を書いていたのでしょうか?
短冊に願い事を書く風習は初めからあったものではなく、江戸時代に始まったもので他の国にはない、日本だけの良き風習なんですよ。
「たなばたさま」の歌詞にある「五色のたんざく」とは緑・紅・黄・白・黒のことで、古代中国、自然哲学の思想「五行説」に当てはめられたのだとされています。
みなさん、ご存知でしたか?
「五色の短冊」には自然への願いも込められていると言えるでしょう。
今の地球にはとても必要な要素ですよね!!
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七夕に食べるものはある?
3月・桃の節句にはちらし寿司、甘酒、雛あられなど。
5月・端午の節句にはちまき、柏餅など。
それぞれに「食べ物」を楽しめる節句でもあります。
では、七夕にもそのような食べ物があるのでしょうか?
実は、7月7日・七夕には「そうめん」を食べる風習があります。
「そうめん」って、夏バテして食欲がない時にでもスルスルっと食べられる食べ物というイメージですよね。
七夕にそうめんを食べるのには、中国の古い言い伝えがあるからなんですよ。
7月7日に亡くなった子供が、7月7日に鬼となって現れ疫病を流行らせました。
鬼を鎮めるために、(亡くなった)子供が好きだった索餅(さくべい)を供えたところ、疫病が治ったというのです。
以後、一年間の無病を祈願して、七夕の日に索餅(さくべい)を食べるようになりました。
この索餅(さくべい)が現在の「そうめん」になりました。
他
・そうめんが天の川に似ているから
・そうめんが織姫の織り糸に似ているから
という説もあるようです。
織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)
日本人が「たなばた」と聞いてすぐにイメージするのは「彦星(ひこぼし)と織姫(おりひめ)」の神話ではないでしょうか?
七夕の日は毎年、皆が「天の川」を見れるように祈るものですが、これがなかなか難しいのです。
そもそも天の川とは、小さな星の輝きが集まって見えるもので、全体的にとても淡い輝き、灯の強い都会の空では見えないのです。
自然がたくさん残っている田舎に行けば、なんとか見えるといった感じ・・。
さらに、日本での7月7日は、まだ「梅雨・つゆ」が明けていないことが多いですよね。
曇っていたり、雨が降っていたりと星を見ることさえ厳しい状態です。
7月7日の七夕(たなばた)は、旧暦である太陰太陽暦に沿っているので、現代でいうと8月になるんですね。
参考までに
・2018年8月17日
・2019年8月7日
・2020年8月25日
が旧暦の七夕になるので、この辺りは比較的、天の川が見やすいのではないでしょうか?
天の川を挟み
琴座の一等星 「ベガ」が織姫(おりひめ)
鷲座の一等星 「アルタイル」が彦星(ひこぼし)
となります。
七夕の楽しみ方
短冊を飾ってお願い事をするのは叶えられますが、天の川、織姫、彦星を七夕の日に観ることは難しい。。
でも、子供たちに「夢」を与えたあげたい!!と考えるパパやママも多いはず!!
そこで、美味しいそうめんを食べて、かわいい七夕スイーツを楽しんだ後に・・
心を込めて作ってくださった、素敵な動画を見ながら「七夕のお星様、織姫と彦星」についてお話ししてあげるのも素敵な楽しみ方だと思います。
子供さんには、浴衣を着せてあげると気分も盛り上がりますよね。
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織姫と彦星の物語
昔々、天の川のそばには天の神様が住んでいました。
天の神様には、一人の娘がいました。
名前を織姫と言いました。
織姫は機を織って、神様たちの着物を作る仕事をしていました。
織姫がやがて年頃になり、天の神様は娘に、御婿さんを邀えてやろうと思いました。
色々探して見つけたのが、天の川の岸で天の牛を飼っている、彦星という若者です。
彦星は、とても立派な若者でした。
織姫も、かがやくばかりに美しい娘です。
二人は相手を一目見ただけで、好きになりました。
二人は結婚して、楽しい生活を送るようになりました。
でも、仲が良過ぎるのも困りもので、二人は仕事を忘れて、遊んでばかりいるようになったのです。
すると、天の神様のもとへ、皆が文句を言いに来るようになりました。
「織姫が機織りをしないので、皆の着物が古くてボロボロです。早く新しい着物を作って下さい」
「彦星が世話をしないので、牛たちが病気になってしまいます」
神様は、すっかり怒ってしまい
「二人は天の川の、東と西に別れて暮らすがよい」と、言って、織姫と彦星を、別れ別れにしたのです。
でも天の神様は、織姫があまりにも悲しそうにしているのを見て、こう言いました。
「一年に一度だけ、七月七日の夜だけ、彦星と会ってもよろしい」
それから、一年に一度会える日だけを楽しみにして、織姫は毎日、一生懸命に機を織りました。
天の川の向こうの彦星も、天の牛を飼う仕事に精を出しました。
そして、待ちに待った七月七日の夜、織姫は天の川を渡って、彦星の所へ会いに行きます。
七夕スイーツ おすすめレシピ
ブルーハワイシロップを天の川にの水流に見立て、織姫と彦星の杏仁豆腐の星を飾ります。
七夕にぴったりな夢のある簡単スイーツです。
ドーム型のチーズケーキの上に、天の川をイメージした星のゼリーがたくさん!!
かわいさ、美味しさともに子供さんに喜ばれるスイーツです。
星型のゼリーと夏の果物(すいか・メロン・さくらんぼ)をラムネジュースに沈めると素敵な七夕スイーツが完成します。
手軽で簡単に作れ、暑さにもぴったりなスイーツです。
ブルーハワイをイメージさせる鮮やかなブルーのゼリーに食感の良いタピオカ、星型ゼリーが!!
夏の夜をおしゃれに飾る七夕スイーツです。
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とっておき「七夕の日の楽しみ方」~おりひめとひこぼしをイメージしたいならこれを観るべき!!を最後までお読みいただき、ありがとうございました。