このような個人サイトにおいても「常時SSL化」が重要とされる時がやってきました。
ブログ運営をされる方は常時SSL化についての知識をお持ちかと思います。
自分のような初心者でWwbに詳しくない人間でも「常時SSL化が大切」ということくらいはわかります。
でも、知識の浅さから見ないふり、知らないふりをしてブログ運営を続けてまいりました。
Contents
常時SSL化とは
ブログ運営をしていない方でもFacebookやTwitterなどにおいてすでにSSL化されたサイトを使用されています。
また、楽天さんやYahooさんもSSL化されましたよね。
ついに、、、危機感迫ってました。
ここまできた常時SSL化は免れないなと決心したのです。
ところで、SSL化とはそもそもどういうことなのでしょうか?
インターネットを介し通信を行う際に、情報を暗号化されたプロコトルを使用すること。
(プロコトルとは「通信規約」や「通信手順」のことです。)
常時SSL化に対応することで暗号化されたプロトコルを使用した安全なコンテンツであることを示す「https://」が表示されるようになります。
と言われても・・・?!
Web初心者にはピンとこない内容で、自分もスルーしていたのです。
常時SSL化のメリット
で!!
SSL化するとどのようなメリットがあるのか?
今の状態、つまり「http://」とは何が異なるのか?という部分がとても気になりますよね。
自分のようなWeb初心者がわかりやすく理解できるよう、ご紹介します。
皆さんはネット通販を利用することがあるでしょうか?
ネットでお買い物をする際に名前、住所、電話番号を登録したり、場合によってはクレジット内容を入力することがありますよね。
その際、使われているのがこの常時SSL化で暗号化された情報となります。
・パケット改ざん防止
暗号化されたデータは盗むことが困難になるため、パケットの改ざん防止になります。
個人情報をやりとりする場合にはこのSSLがとても重要になってくるのですね。
楽天、amazon、その他ショッピングサイトが常時SSL化に踏み切った理由がわかりますよね。
・盗聴も防げる
同じ理由で盗聴防止にも大きな効果があるのです。
・なりすましを防止できる
WebサイトをSSL化するためには「SSL証明書」が必要なため、なりすましが困難になります。
httpsのサイトであることが本物である証明となるため、ユーザーは安心して使用できる環境となりますね。
・サイトの信頼が高まる
Googleさんをはじめ、それぞれのブラウザがより安全な情報を発信するために「https」のサイトを安全だと認識する方向性が見えてきました。
それによりgoogle検索エンジンでは、常時SSL化されたサイトは「安心して利用できるコンテンツである」と評価を受けるようです。
同じ内容のコンテンツで「https」「http」があれば、常時SSL化サイトの方が有利になるということです。
いかがですか?
常時SSL化によるメリットは想像以上に大きいものではないでしょうか?
特にサイトのアクセスを伸ばしたいと考えている方にとって「常時SSL化」は必ず必須となってくるでしょう。
通販サイトばかりではなく、このような一般サイトにも常時SSL化が迫られているのです。
常時SSL化にするおすすめ方法
上記に挙げたメリットを考えただけでも、すぐにSSL化の必要性を感じました。
いてもたってもいられず、Web初心者ということも忘れてSSL化にする方法を調べたのですが・・。
・SSL証明書の申請・発行(費用が必要)
・サーバーの設定
・HTTPSページ内のHTTPリソースの書き換え
・投稿記事内のHTTPリソースをHTTPSリソースに変換する
???
この時点ですでに理解不能でした。
やはり自分には無理、、、有料での代行SSL化作業を考えつつも何か方法がないものかと根気よく調べました。
すると「エックスサーバー+ワードプレステーマ Simplicity2」の組み合わせに限り、ごく簡単な方法があったのです。
ものの数分で作業ができてしまう、初心者にはありがたいおすすめの方法です。
サーバーでの設定
自分が使っているサーバーはwpXレンタルサーバーですが、Xサーバーには無料で独自SSLを利用することが可能なのです。
面倒な手続きもなく、証明書の発行にもほとんど時間を要さず、Web上(管理画面)で簡単に作業できます。
だから、初心者の自分にも可能だったのです。
wpXクラウドの管理画面で独自SSLの設定をします。
こちらの設定ボタンをクリックします。
こちらの「独自SSL設定の追加」をクリックします。
続いて「独自SSL設定の追加」をクリックします。
・SSL補助機能も設定をONにしておくとリダイレクト設定ができます。
リダイレクトとはWeb ページ を訪れたユーザーを自動的に別のWeb ページ へ転送すること。
つまりHTTPで訪れたユーザーを自動的にHTTPSサイトに変更してくれることです。
これで独自SSL設定は終了。
あとは反映されるまで15分ほど待つだけでサーバー設定が完了します。
Web初心者でも、ワードプレス初心者でも十分に対応できる簡単さ。
ワードプレスでの設定
サーバーでの「独自SSL設定」が終了したら、ワードプレスの管理画面に入ります。
使用しているワードプレスのテーマは「Simplicity2」です。
左サイドの「設定」より「一般」を選択し、それぞれのURLの「http」部分を「https」に変更します。
1.WordPressアドレス(URL)
2.サイトアドレス(URL)
次に左サイドの「外観」より「カスタマイズ」を選択します。
「その他」より「内部URLをSSL対応」機能を有効にします。
この「内部URLをSSL対応」にチェックを入れることで
・内部リンクURLのSSL化
・Amazonアソシエイト画像のSSL化
・バリューコマース画像(インプレッション画像)のSSL化
・もしもアフィリエイト画像(インプレッション画像)のSSL化
・A8.net画像(インプレッション画像)のSSL化
・アクセストレード画像(インプレッション画像)のSSL化
・古いはてなブログカードの iframe URLのSSL化
・はてブ数画像のSSL対応
・楽天商品画像のSSL対応
・Google検索ボックスのSSL対応
これらのURLを自動で置換してくれるのです。
SSL化が完了すると、Google chromeではこのようなURL表示に変わります。
これで独自SSL化の作業が全て終了。
いかがですか?
Web初心者も、ワードプレス初心者もこれなら簡単にできますよね!
wpXクラウドとSimplicity2テーマを使えば、こんなに簡単に常時SSL化の夢を叶えることができます。
まさにWeb初心者にとって神対応です!!
→Simplicity2テーマはこちらでダウンロードできます。
もちろん常時SSL化する方法は、他にも様々だと思います。
あくまでも自分が作業した、Web初心者向けの一つの方法としてお受け止めください。
「wpXクラウド+Simplicity2テーマ」SSL化の手順まとめ
・wpXクラウド管理画面にて独自SSL化設定ボタンをクリック。
・「独自SSL設定の追加」をクリック、SSL補助機能も設定をONにする。
・SSL化反映まで15分ほど待つ。
・ワードプレス管理画面「設定」→「一般」で1WordPressアドレス(URL)とサイトアドレス(URL)を「https」に変更する
・ワードプレス管理画面「外観」→「カスタマイズ」→「その他」→「内部URLをSSL対応」にチェックを入れる。
自分のようにどうしてもSSL化を希望する場合には、サーバーの引っ越し、テーマの変更もありだと考えます。
サーバー引越しの際は、こちらの記事をご覧ください。
⏩wpxクラウドへのサーバー移転は初心者でも簡単にできる ~ 方法や手順
⏩ネームサーバーの変更 ~ 初心者でも簡単にできる設定方法「お名前ドットコム」
繰り返しますが、サイトをSSL化する方法はこれ一つではなく、Web初心者が自分でできる簡単な方法の一つにすぎません。
この記事が、SSL化についてお悩みの方の参考になってくれれば幸いです。
サイト運営について
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「常時SSL化」が意外にも簡単にできた ~ Web初心者に神対応なおすすめの方法を最後までお読みいただき、ありがとうございました。