年齢を経た今、顔のシミがとても気になります。
50代の女性は、少なからず抱える悩みではないでしょうか?
プチプラ化粧品、プチプラスキンケアは色々と試しているのですが、ニベア青缶が「シミに良い」とあったので試してみました。
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シミ
シミには種類があるのをご存知ですか?
日光黒子(にっこうこくし)
紫外線が原因では?と言われているシミで、多くの女性が悩んでいるシミでもあります。
淡褐色~濃褐色の色素斑で、中年以降に増えやすいとされています。
雀卵斑(じゃくらんはん)
遺伝性がある、いわゆる「そばかす」と言われるもの。
ほっぺや鼻のまわりに出る茶褐色の小さな斑点。
思春期頃、目立つようになるため悩みが増えるのです。
炎症後色素沈着(えんしょうごしきそちんちゃく)
ニキビや化粧品など、肌が炎症を起こした後にできる褐色のシミ。
炎症を起こした場所にできるので、年齢た部位は関係なく、時間と共に薄くなることもあります。
肝斑(かんぱん)
女性ホルモンが関連してできるシミだとされています。
(妊娠・経口避妊薬などの使用でできることが多いそうです。)
薄い褐色でやや大きく、頬骨に沿って左右対称にでき、紫外線で悪化することもあります。
40代、50代で「顔のしみ」が気になる場合、そのほとんどが「日光黒子(にっこうこくし)」ではないか?と考えられます。
少なくとも、自分はそうです。
なぜなら、若い頃にスキンケアを怠ったばかりか、日焼け止めにも無頓着だったからです。
後悔してもどうにもならない「シミ」
ケアをしない状態で、紫外線を浴びていましたから当然肌はダメージを受け、細胞の再生能力が低下してメラニンを排出するチカラが弱くなりますよね。
また、日々のストレスは活性酸素を増やしてしまいます。
(ストレスのない毎日は考えられないですものね〜)
活性酸素が増えると良くないことは容易に想像できますが、簡単に言えばメラニンを過剰生産させてしまうのですよ。
メラニン色素が沈着して、シミが作られていきます。
長い歳月かけてシミを作ってしまったんですねー!
シミ消しにニベアの青缶を使ってみた!
ある時、「ニベアの青缶がニキビにも良くて、シミも消すらしいよ!」と小耳に挟んだわたし。
娘がニキビに悩んでいたこともあり、即購入。
その時の記事がこちら
ニベアの保湿は素晴らしく良かったです。
肌を乾燥から防ぎ、みずみずしさを保ってくれるため、肌色(血色)が良くなったのは事実です。
時々でていた吹き出物がほとんど見られなくなったのは、ニベアの効能ではないか?と感じています。
ニベアはシミに効いた?!
2017年から使用したニベアの青缶は、一時的な保湿効果はあったものの「シミ」が消えることはありませんでした。
ニベアでシミが消えるなら、50代の女性はみな、シミなく美しい美肌を保っていることでしょう。
なぜニベア青缶でシミは消えなかったのか?
ニベア青缶の裏面をしっかり読めばわかります。
保湿だけに特化したクリームなんですよね。
成分のほとんどが、保湿のためのオイルやワックスになっています。
シミに良いとされる有効成分は入っておりません。
こちらをご覧ください!
耳にされたことがある成分だとは思いますが、シミに効くとされているものですね。
ビタミンC誘導体:シミを作るメラニンのもとチロシナーゼの働きを阻害する働きがある
トラネキサム酸:シミの原因となるメラニンの沈着を抑制する働きがある
アルブチン:チロシナーゼに直接作用し、シミやそばかすの原因となるメラニン色素の合成を阻害する働きがある
少なくとも、これらのようなシミに良いとされる成分が入った化粧水、乳液、クリームを使わなければ「シミ対策」にはならないということです。
ただ、ビタミンC誘導体・トラネキサム酸・アルブチンでさえ「シミを消す」ものではありません。
「働きがある」とされていますよね?
法律により、化粧品でシミを消すということはできなくなっているんですね。(表記もできません)
本格的にシミを消したいのであれば、美容医療を頼るしかないということです。
シミを作らないことが大切
化粧品ではシミを消すことは難しいということがわかりました。
ということは、シミを作らないことが大切になってきますよね・・。
シミができるのは
50代ともなればシミの多くは
・紫外線によるダメージ
・肌の水分不足
・お肌の美容成分減少
・ストレス
が原因になっていると思います。
お肌のバリア機能が低下することで、これらのダメージを受けやすくなるんですね。
ダメージを受けやすくなると、ターンオーバーも乱れるため、古い角質が排出できずに蓄積されるのです。
古い角質が蓄積されることでで、シミやくすみが濃くなっていきます。
バリア機能を高める
濃くなったシミを消すには、美容医療を頼るのが一番の方法ですが、たとえ50代でも目立たなくさせることは可能です。
それは、お肌のバリア機能を高めることです!
バリア機能が強力に機能していれば外的刺激を受けることなく、外的刺激を防げればターンオーバーは正常に行われるのですから、肌トラブルもなくなるはずなのです。
↑この図のように、紫外線や摩擦などの刺激を受けることでメラニンが生成されるわけですから、一番最初の部分を強力にバリアすることでメラニンの生成も激減しますよね。
これにより、肌のターンオーバーも正常に行われ美肌が保たれます。
美肌を保つためには「セラミド」がとても必要になってきます。
しかし、セラミドは年齢とともに減少していくことがわかっています。
(敏感肌、アトピー肌もセラミドが不足していると言われています。)
だからこそ、年齢と共にターンオーバーの周期も長くなるんですよね。
20代:約28日周期
50代:約45日周期
また、セラミドの減少は年齢だけのせいではありません。
生活環境や洗いすぎ、乾燥でも減ってしまうんです。
だから保湿も大切なんです!
肌が乾燥するとセラミドが減る
セラミドが減るとバリア機能が弱まり、刺激を受けてさらに乾燥する
という悪循環に陥ってしまいます。
セラミドの減少を防ぎ、肌のバリア機能を保つことが美肌を保つ鍵、シミを目立たせなくさせる鍵となります。
シミを目立たせなくしたい!と考えている方は、まずセラミド補給されることをおすすめします。
残念ながら、ターンオーバー周期を考えてもすぐに効果を発揮するわけではありません。
時間は要しますが、セラミドケアすることで外的刺激を受けにくい健康な肌を育てていくので、結果的に「美肌」を目指すことができるんです!
セラミドケアだけでも、肌変化は十分にわかります。
特別なことをしなくてもこのケアを続けていけば、さらに改善されるのではないか?と継続していますよ!
セラミドケアについては、こちらでも触れておりますので、興味があればご覧ください!
病気やケガと同じで、対処が早ければ早いほど変化が現れるのも早いと思います。
肌ケア、思い立ったその時に始めてくださいね!
シミ【50代】が消える?〜ニベアを試した結果 まとめ
超期待でニベアを試しましたが、ニベアだけで顔のシミが消えることはありませんでした。
上記でもお伝えしたとおり、ニベアは保湿に特化されたクリームであり、美白対策クリームではないからです。
保湿をメインに使うのはとても良いと思います!
シミを目立たせなくしたいと考えるのであれば、まずはお肌のバリア機能を強化することから始めることをおすすめいたします。
そのためにはセラミドスキンケアですね!
ただし、時間を要します。
スキンケアをコツコツ続けることで肌トラブルがゆっくりと改善されていくと想像します。
シミに悩まれている方は、ぜひ参考にされてください。
シミ【50代】が消える?~ニベアを試した結果をご報告!を最後までお読みいただき、ありがとうございました。