新たな旅立ちのために、子供が家を離れていく。
入学、就職、結婚とお祝いのために家を離れるのなら、嬉しいことじゃない?
そうなんですよ。
我が子の新たな門出は確かに嬉しいのです。
誰にも負けないくらい喜びを感じています。
でも、母親としては喜びと同じくらいの寂しさを感じるんですよね。
これから経験される方は恐怖に近い思い出過ごされているでしょう。
⚫︎子供が離れるってどのくらい寂しい?
⚫︎どんな時に感じる?
⚫︎それまでにできることはある?
実際に娘二人を送り出した主婦が体験したことをお伝えしたいと思います。
ぜひ、今後の参考にしてくださいね。
子供が離れるってどのくらい寂しい?
子供が離れるってどのくらい寂しいのか?
個人差はあると思いますが「寂しい」と感じている方はこんな感じではないでしょうか?
わたしの人生終わった
子供が生まれて数十年、我が子の成長に合わせた生活を送ります。
子供とともに、様々な行事、イベントなど一喜一憂することが母の楽しみだったのにそれがなくなるなんて、わたしの人生終わったなと感じました。
これからの日々は絶望的
上記と被りますが、我が子と離れてすぐは何事も悲観的で絶望すら感じます。
なんにも絶望するようなことなんてないのに・・・。
楽しいことなんて何もない
活動すれば楽しいことはたくさんあるんだけど、子供が離れてすぐは何もする気が起こらないんです。
家に篭りがちになり、楽しいことがないと錯覚していました。
今すぐ我が子に会いたい
これが一番ですよね。
離れてすぐ、飛行機に乗った時点で会いたくなる。
家に一緒に連れて帰りたかった・・と悲しくなるのです。
我が子の近くに引っ越したい
これは真剣に考えました。
家も仕事も心機一転しようかと?
でも、実際問題できない事情が大有りですね(親問題含む)
思い出ばかりが浮かぶ
家に篭りがちなので、子供部屋もあるし、思い出が浮かんでは涙って日々が続きました。
みなさんが同じかどうかはわかりません。
気持ちの整理ができない
このままではいけないとわかってる。
家事も仕事もあるわけだし、これまで通りに生活しなきゃいけないのはわかっているのですが、どうしても気持ちが前向きになれないのです。
わたしはこんな感じの寂しさを引きずって生活していました。
子供は元気で頑張ってるし、他に悲しいこと、やりきれないことはたくさんあるのに「もう耐えられない」と思っちゃうんですよね。
親にとって、子供と離れることほど辛いことはありません。
特に母親は、自分のお腹を痛め、誰よりも愛し過ごしてきたわけですから、そう簡単に割り切ることはできないですよ。
焦らず、ゆっくりと自分のペースで乗り越えていくしかないのです。
時間をかけなければ乗り越えられない壁ではないか?と感じました。
どんな時に寂しさを感じる?
時間が経っても、寂しくないわけではないです。
やっぱり「子供が家にいてくれたらなぁ」と思うことは多々ありますよ。
食事のとき
賑やかだった食卓が、夫婦二人だけの食卓へと変わります。
会話がないわけではないけれど、子供の声が響かないことに寂しさを感じます。
慣れるまでは、正直食欲も湧きませんでした。
洗濯物を干したとき
子供が一人抜けると、洗濯物の量は明らかに減ります。
これが二人ともいなくなった日には・・、ベビー服を干していた頃を思い出しました。
食事の量も洗濯物の量も多くて文句言ってましたが、実際に減ってしまうと寂しくてたまらないものです。

ママのわがままです。
子供の部屋を見たとき
今まで散らかり放題だった我が子の部屋。
不要なものを処分し、きれいに片付いたきれいな部屋を見ると涙が溢れていました。
「本当に家を出て行ったんだな」と実感させられることがたまらなく辛かったです。
お弁当を作るとき
高校3年間は子供たちもお弁当生活でした。
主人の分を含め、3個のお弁当を作っていた時期もありましたね〜。
それが、今では主人のお弁当のみ。
さすがに慣れましたが、子供が喜ぶお弁当をと朝から頑張って作っていたことを思い出すと、寂しさもこみ上げてきました。

主人一人分となると作る意欲もなくなるんですよね・・。
家で一人になったとき
仕事が終わるのが主人より早いため、帰宅後に息つく時間があるんですよね。
椅子に座ると、張り詰めていた思いが解け「寂しさ」がこみ上げてきます。
⚫︎リビングに子供がいた・・
⚫︎今日のご飯なに?とキッチンでつまみ食いしてた・・
⚫︎料理していると1日の出来事を機関銃のように喋ってた・・
どうしても思い出してしまうんですよね。
制服姿の子を見たとき
子供たちが卒業した学校の制服を着た子供たちを見ると、懐かしさと共に寂しさがこみ上げてきます。
友人と楽しそうに通学してた
重そうな荷物を持って帰ってきてた
つい先日までこの子たちと同じように高校に通ってた
制服姿の子を見ると、走馬灯のように当時の様子が浮かんでくるんですよね。
子供が生まれて数十年、生活をともにしてきたわけですから、随所で寂しさを感じるのは無理ないですよね。
頭に子供のことが浮かべば、いつでもどこでも寂しさを感じるものです。

その時までにできること
希望や期待を胸に新しい生活をスタートさせた子供に迷惑をかけることはできません。
寂しいからといって電話やLINEばかりするのは、子供に嫌がられます。
実際に子離れを経験した方の口コミ
ほとんどの親は自立した後は子供から頼られない限り、遠くから見守りますよ。
寂しさなんて子供には出さないです。
頭でわかってますが、本音は一人前になって頼もしい半面、とても寂しいという事です。
それを、子供も大人になったというなら時々は親に連絡するとかの思いやりがあってこそ、本当に自立できた大人だと思うのです。
子離れできない親はいますが、ほとんどは子離れできてるんじゃないかな。
耐えがたいといって子供に泣いて訴える親がホントに実在するなら、ちょっとびっくりです。
子供が離れたときに寂しさを軽減できる何かを作っておくことが大切だと思います。
「いつまでも子供が家にいることはない!」ことを前提に、その先の自分が楽しめること、集中できることを持っておくことです。
習い事を始めておく
これまでできなかった趣味を習うのはとても良いと思います。
単純に喜びを持てることと、習い事に通うことで人とのコミュニケーションをとることができます。
寂しいときには「人話す」ことがとても大切なんですよね。
子供が離れた後の寂しさにはとても有効だと思います。
新たな勉強を始める
習い事にも被りますが、目的のある勉強を始めるのも良いでしょう。
例えば、
・TOEIC試験を受けるための英語を勉強する
・自宅教室を開くための資格勉強をする
・キャリアアップできる試験を受けるために勉強する
など近い将来に目的がある勉強をすることで、寂しさを軽減させることができます。

自分にとってメリットがありますよね!
⇒ 主婦が子離れまでに資格を取得するなら?取得できる方法は?

友達を増やしておく
もちろんお友達は今もいらっしゃるでしょうが、自分の寂しい気持ちを理解してくれるお友達を増やしておきたいです。
できれば、子離れを経験されている方が良いかも知れませんね。
子供が離れた寂しさを理解してくれる人がいることで、その思いを吐き出すことができます。
繰り返しますが「人と話す」ことがとても大切です。
仕事を見直す
子供が離れた後「やりがい」や「生きがい」に繋がる仕事に就いておくのもおすすめです。
子育て中は子供が「ママの生きがい」になるから、離れることでググーッと寂しさが押し寄せてくるんですよね。

その生きがいを分散させるイメージです!
やりがいや生きがいを持って働くことで、気持ちを仕事に集中させることができるため、寂しいと思う時間が少なくなりますよ。
⇒子供が巣立っても長く続けられる仕事9選!50代でもイケる!

他、家に残るのは夫婦のみですので夫婦で仲良く過ごしておくことも必要です。
家ではたくさんの会話をして、休日は共通の楽しみや外出を楽しめる関係性であって欲しいです。
数十年ぶりの夫婦二人生活もぜひ楽しんでくださいね!
子供が離れるってどのくらい寂しい?まとめ
親にとって、子供が離れていくって正直、絶望するほど寂しいです。

わたし、どうにかなりそうって思うくらい・・。
親になった以上、この試練を受け止め乗り越えるしかないんですよね。
覚悟が必要です。
子供の幸せにもつながっていくことですから・・。
笑顔で送り出し、寂しさを乗り越えたら、
自分自身が楽しめる、また夫婦で楽しめる生活が過ごせるようになるはずです。
そう願いたいですね!
これから子供さんが新しい生活をスタートされる方の参考になれば幸いです。
子供が離れるってどのくらい寂しい?どんな時に感じる?それまでにできることは?を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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