ママにとって、我が子はいつまでも子供。
生まれたすぐから我が子への愛情が変わることはありません。
でも、子離れしなければいけない日が必ずやってきます。

できれば考えたくないけど・・。
ママはその試練を自分自身で乗り越えなければいけないのです。
この記事では、
⚫︎子離れとはどういうこと?
⚫︎子離れはいつからすれば良いの?
⚫︎子離れする方法
についてまとめていきたいと思います。
ぜひ、参考にされてくださいね!
子離れはいつから?
まずは、子離れについて考えてみたいと思います。
子離れとは
goo国語辞書には以下のように記されています。
そう、子供が成長したときなんですよね。

成長した時といっても判断が難しいんだけど・・。
大辞林 第三版の解説には以下のようにも記されています。
我が子の自主性を尊重し、過剰な干渉をやめること。
必ずしも、大学進学時や就職で自宅を離れる日が子離れの時ではないことがわかります。
子供たちは、思春期にはいると親の干渉を嫌がるようになります。
√もう子供じゃないから自分でできる!
√もう子供じゃないから自分で決めさせて!
√もう子供じゃないから口うるさく言わないで!
√もう子供じゃないから判断できる!
思春期の反抗には、このような想いが多々あることでしょう。
未成年である以上、親として放っておけないこともありますが、この時期から親は子離れの準備を始める必要があると考えます。
ママとしては寂しい限りですが、子供の将来を思うからこそ、我が子にも親離れをしてもらわなければいけません。
いつまでも親の意見がなければ行動できないのでは困りますものね・・。

でも決して放り出すわけではありませんよ!
子供には
あなたを心から信じているよ。
これからは、自分のことは自分で決めていきなさい。
もし、判断に悩んだときは相談してね!
親として、できる範囲で応援するから。
と、言葉でしっかり伝えましょう。
言葉にして伝えることで、子供は安心して自立への一歩を踏み出します。
子供にとって親の愛情を感じることはとても大切なこと。
愛情があるからこそ、大人の世界へ踏み込んでいこうとするのだと考えます。
そうして大人になる自覚が芽生えていきます。
時期はいつから?
上記の第一歩は早ければ早いほど、子供さんが自立できる時期が早いと考えられます。
早く自立できている子供さんは、受験の際なども迷うことなく、自分の判断と自分の意思で考え、行動することができます。
見ていて頼もしいくらい。
親は健康面と、物理的なことを気遣えば良いので精神的にもやもやする事もありません。

もちろん、心配や不安はありますよ!
でも、親は我が子が自分で決めたことを全力で応援するだけ。
親の愛情と応援する気持ちは子供にもしっかりと伝わるものです。
それが、子供にとっても良かったように感じます。
受験に関して娘がこのようなことを言ってました。
本当にそうだなと思いました。
このようなことを防ぐためにも、親が子離れしておく必要があると思います。
子供を愛しすぎるばかりに、色々と口うるさく言ってしまいますからね・・。
自己チェックしてみて
子供をコントロールしていませんか?
子供に自分の期待や価値観を押し付けていませんか?
我が子に夢や希望を持つのは大切なことですが、子供の意思や気持ちを無視して思い通りにしようとするのはいけません。
干渉しすぎていませんか?
我が子を愛し、気になるばかりに、子供の行動を逐一チェックしていませんか?
・学校で何があった?
・嫌いな友達はいない?
・塾のお友達はどう?先生は?
・勉強のスケジュールはどうなってる?
・帰りが遅かったけど何してたの?
など。
過干渉は、子離れできない親の特徴だと言われています。
子供に依存しすぎていませんか?
子供のために多少の犠牲を払うことは親として当然のこと。
でも、子供に頼られる自分に価値を見出していないでしょうか?
子供に依存しすぎることで、子離れができなくなってしまいます。
子供は子供、母親は母親と割り切ることも大切です。
「子離れはいつまでに!」という期限はありませんが、早ければ早い方が良いと考えております。
必ずその日はやってきます。
子離れ時期を考えているママは、どうぞ勇気を出して頑張ってくださいね。
⇒ 子供が離れるってどのくらい寂しい?どんな時に感じる?それまでにできることは?

子離れする方法
頭ではわかっていても、自分から子供が離れていくと想像するだけで涙が溢れるもの。
しかし、子供の将来、子供の幸せを願うなら、早期に子離れする必要があります。
今回、私が寂しさを乗り越えるために実践したことをご紹介させていただきます。
夫と行動する機会を増やした
女性は子供が生まれると、子供中心の生活を数十年送ることになります。
身の回りの世話、教育のことで毎日を追われて過ごしますよね。
忘れているわけではないけど、夫と二人で過ごす時間が少なくなってしまいます。
しかし、子供も中学生(思春期)になれば、親よりもお友達との行動を求めるようになります。
そこで、子供を引き止めることなく、自分は夫との時間を楽しむことにしました。
夫と買い物、夫と映画、夫と夕食など、夫との時間を楽しむ生活に切り替えました。
いずれ、二人の生活に戻りますからね。
職場を変えた
子供の送迎の時間などを考慮し、仕事量をセーブしていましたが、高校、大学と教育費が莫大になることから仕事を変えました。
仕事を変えることで、子供の物理的なお世話が100%できないこともありますが、それも子供の自立へとつながります。
親に頼らず、自分で考えて行動するということですね。
母親が仕事量を増やすことで、子供はかなりしっかりしますよ!
⇒子離れしても仕事を続けたほうがいい?続けるメリットとデメリット!

趣味を作る
自分だけの楽しみを作ることも大切だと思います。
なんでも良いのです。
⚫︎体を動かすこと
⚫︎ハンドメイドをすること
⚫︎料理の勉強をすること
⚫︎習い事を始めること
⚫︎友達との時間を増やすこと
子供以外に楽しみを作ることは、これからの生活にとても重要なことだと考えます。
早い時期に探し、体験されることを強くお勧めいたします。
ペットを飼う
ペットを飼ってお世話することも、子離れする方法としてとても有効です。
ただし、ペットは生き物ですので生活が縛られること、また近い将来別れがくることも考えておく必要があります。

場合によっては、子離れより辛いことも・・・?!
私が子離れを乗り越えられたのは上記4つだと感じます。
娘たちが、中学生の頃からできることを少しずつ実行していきました。
時間的にバタバタでしたが、かなり効果的であったことは間違いありません。
寂しさを乗り越えるためにできること
子供が巣立っていくことはわかっていること。
早い時期に覚悟し、対策をしていても、やはり想像を絶する寂しさがあります。
苦しさは多々ありますが、寂しさを乗り越えられるのは自分しかいないんですよね。

辛いことですが・・・。
そのなかで、自分にとって寂しさを乗り越えられた一番の要因は「仕事」だったと思います。
子供が巣立った直後に、心折れて一度は仕事を辞めたのですが、すぐに復帰。
この仕事で寂しさを乗り越えていけたと感じています。
子供と離れて、仕事にいくのは心身ともに辛いものでした。
でも、仕事に出かけることによってコミュニケーションが生まれます。
人と話すことで、少しずつ少しずつ心が緩んでいくんですよね。
子供が巣立つ年齢のママは、ほとんどが仕事を続けられていると思います。
その仕事を続けていくことが、寂しさを乗り越えるためにできることだと思います。
できるだけ、多くの人とお話をしてくださいね!

子離れはいつから?方法は?まとめ
子離れをスムーズに進める方法は、人それぞれだと考えますが、自分の経験で感じたことをまとめてみました。
子供が巣立って数年した今でも、帰省などのあとは今でも寂しさを感じて数日間凹みます。
どんなに対処していても、やはり寂しさゼロにはならないんですよね。

毎回、試練です!
でも、回数を重ねるごとに寂しさの度合いが変わっていくので、立ち直りが早くなっていくことも確か。
こうして、母はさらに強くなっていくのです。
これから子供さんの巣立ちを経験される方には、早く子離れする準備をされることを強くおすすめいたします。
少しでも巣立ちの寂しさが早く癒えるように・・。
子離れはいつから?方法は?~ママが寂しさを乗り越えるためにできること!を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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