子育てが終わるとそれまで無に近かった自分の時間が長くなります。
時間を持て余さないためにも熱中できる仕事ができたらいいなと思いますよね。
そのために、将来の仕事へ向けて資格を取得したいと考えている主婦も多いと思うのです。

でも、どんな資格を取得したらいいんだろう?
この記事では、
子離れまでに主婦が資格を取得するならどんな資格が良いのか?
資格を取得するためにどんな方法が良いのか?
についてまとめてみたいと思います。
ぜひ、参考にされてくださいね。
子離れしたあとの状況を考えてみる
主婦が資格を取得するといっても様々な資格が存在しますから、どんな資格取得を目指して進めていけばいいのか?悩みますよね。

資格の種類が多すぎてわからなくなります。
当然ですが、子離れしたあとの自分の状況というのもわからないものです。
まずは、子離れ後の自分がどのような状況におかれるか?を想像してみると良いと思います。
実際に子離れを経験した50代主婦が子離れ後の状況をお伝えしますね。
とにかく寂しい
数十年、一緒に暮らした愛する我が子が家にいなくなるというのは想像を絶する寂しさです。
・思い出しては涙する
・子供がどうしているのか気になってたまらない
・いますぐ子供に会いたくなる
・いますぐ子供の声が聞きたくなる
・頭の中は巣立った子供のことでいっぱい
こんな感じでした。
これまで生きてきたなかで寂しさを激しく実感したのはこの時でした。
喪失感、虚無感がある
子供が巣立つまでは子供のために様々なことを頑張ることができました。
母は子供のためなら自分の身を削ってでも動けるものですよね。
そうして向き合ってきた対象物(子供)がなくなることで、虚無感や喪失感が生まれてしまいます。
何事もやる気が起きず、だらだら過ごしがちになります。
孤独感を感じる
喪失感、虚無感を感じると同時に、強い孤独感も感じます。
母親は、子供との密着度が高く一緒に行動することも多いため、家を離れたことで孤独感を感じるようになるんですね。
夫もいる
近くには両親きょうだいもいる
友人もいる
それでも強い孤独感を感じるのです。

試練とは言え、やはり辛いですよね。
体調不良になる
上記の状態が続けば、体調もすぐれないことが多いです。
・食欲がない
・疲れがとれない
・体がだるい
・頭痛がする
など、重症化すれば「空の巣症候群」になることもあります。
それまで目を向けてきた対象物(子供)を失うことで、大きな試練を味わいます。
子育てを懸命にやり遂げてきた人ほど症状が現れがちです。
⇒ 50代主婦は仕事がなかなか決まらない?!探し方ポイントや考え方!

主婦が子離れまでに資格を取得するなら?
子離れしたあとの状況を考えた上で、それらを解決することができる仕事をするのが理想的です。
そんな視点で「資格取得」を考えてみましょう。
人のお世話ができるもの
・保育士
・介護福祉
・理学療法士
・作業療法士
・歯科助手
・はり師
・動物介護士
・など。
他人のお世話をすることで、向き合う対象物を持つことができます。
相手の成長や、成果を得られるためのサポートをすることで、子離れ後に感じる喪失感や虚無感を軽減させることができます。
相手の成長、成果を求めてサポートする仕事は、ただ単に子離れ後の自分を癒すだけでなく、仕事に対する責任感も強まります。
やりがい、生きがいに繋がっていくのは間違えないでしょう。
自分の趣味が活かせるもの
・ネイリスト
・メイクアップ技術
・セラピスト(ボディ、リンパケアなど)
・ヨガインストラクター
など。
美容に興味がある方は、趣味を活かした女性ならではの資格も良いですね。
好きなこと、興味のあることは仕事としても取り組みやすいし、夢を抱くことができます。
資格取得して自宅で開業することが可能だからです。

子供が巣立って自宅開業している主婦って多いですよね!
夢を実現させるために仕事をすれば、子供が巣立ってポッカリ開いた心の穴を埋めることができるはずです。
経験を活かせるもの
・調理師
・製菓衛生師
・食育アドバイザー
・キャリアコンサルタント
・ウエディングプランナー
など。
自分が学んできたこと、働いてきたもの、経験してきたことが活かせる資格を取得するのも良いと思います。
子育て中は時間に制限があったり、家庭の都合でフルにできなかった仕事をより充実させ飛躍させることが可能だからです。

経験は何よりも強みですよね!
これまでの仕事をより充実させることで、気持ちを集中させることができるため、子離れの寂しさを感じにくくなることが考えられます。
在宅でもできるもの
・WEBクリエイター
・Illastratorクリエイター
・Photoshopクリエイター
・デザイン
など。
年齢を重ねると体力的な部分で、外部で仕事をすることが辛くなることがあります。
そのためにWEB関連の資格を取得しておくのも一つの方法だと思います。

自分のペースで仕事を続けられるというメリットはありますよ!
ただ、子供が巣立った直後はできるだけ外に出向く方が気持ちがリフレッシュされるので、ワークスペースやカフェなどを利用して仕事するのもありですね。
主婦が子離れまでに資格取得できる方法
子育て中の資格取得は問題点もありますよね。
時間的なこと
経済的なこと

この問題で躊躇してしまいます・・。
決して簡単に資格取得できる道はありませんが、問題を克服しながら実現させる方法はありますよ。
通信講座で取得する
時間に追われる主婦にとって、スクールに通って資格取得の勉強をするのは至難の技。
そんな主婦(女性)のために、働きながらでも資格の勉強ができる通信講座がたくさんありますよね。
時間はかかるかも知れませんが、子離れ期を目処に自分のペースで資格取得を目指せるのが通信講座だと思います。
自宅にいながら資格取得できるのは主婦にとってありがたいものです。
女性特化のプログラムが充実!
趣味や経験を活かせる資格がたくさんあり、未経験でも安心して取り組めます。
2資格以上受講で、20.000円の割引があります。
さらに、試験費用2回分10.000円が無料にサポートもありますよ!
受講料安価、ニッチな講座が多く、複数講座受講も可能です。
半年間、またはディプロマ申請まで丁寧なメールサポートがついているのが安心です。
サロン系の仕事を目指している方にはおすすめ!
キャリカレも主婦(女性)に特化した資格講座が数多く用意されています。
キャンペーンの種類が多く、お得に始められる時期を待ってスタートさせるのも良いと思います。
事前にLINEともだち登録をしておくと、10%OFFクーポンがもらえます。
教育訓練給付金を利用して取得する
人生100年時代、国も仕事をすることを推奨されています。
厚生労働大臣の指定する講座を受講・修了すると、受講費用の一部が支給される制度があります。
スクールに通う手間はいりますが、かなりお得に資格取得が目指せる制度です。
経済的なことで悩んでいれば、利用しない手はないですよね。
教育訓練給付制度
教育訓練給付制度とは、働く方々の主体的な能力開発やキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を図ることを目的として、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に、受講費用の一部が支給されるものです。
ただし、雇用保険の一般保険者対象となります。
正社員でなくとも、一定基準を満たした非正規社員、派遣労働者、アルバイト、パートも含まれます。
66歳以上の方は対象外となりますのでご確認ください。
一般教育訓練給付金
講座受講料の20%(最大10万円)が戻ってきます。
雇用保険の一般保険者期間が1年以上で受講可能。(2回目は3年以上)
また、一般教育訓練給付金では主婦の受給資格期間が変更されましたよ。
・退社から1年間、出産、育児などで学ぶことができなかった人
・現在、子供が18歳未満の人
この条件を満たせば、受給資格が最大20年まで可能になりました。
特定一般教育訓練給付金
講座受講料の40%(限度額20万円)が戻ってきます。
受講料が4.000円未満の場合は支給されません。
雇用保険の一般保険者期間が3年以上で受講可能。
ただし、離職日から1年以内に受講を開始する必要がありますのでご確認ください。
専門実践教育訓練給付金
講座受講料の最大70%(年間上限56万円/最長4年)が戻ってきます。
雇用保険の一般保険者期間が2年以上で受講可能。(2回目は3年以上~)
対象講座も大幅に拡大していますよ!
資格取得をしなくても、専門スキルを無料で学ぶこともできますよ!
・事務基本
・経理基本
・人事・給与計算
・医療事務
などの無料セミナーを受講、就職サポートまで行ってくれます。
女性支援なので、今後の相談もしやすいと思います。
ぜひ、チェックされてみてくださいね!
⇒ 女性しごと応援テラス【口コミ】評判は?自立に向けた活動はできる?

主婦が子離れまでに資格を取得するなら?まとめ
主婦が仕事を続けるにも、転職をするにも、資格を取得しておくことはメリットが多いといえます。
子供が巣立った後、自分の生きがいややりがいになる仕事をできれば良いですよね。

もちろん資格なくても仕事はできます!
子育てしている主婦には、子離れした後や子供が巣立った自分を想像することはなかなか難しいもと思いますので、ぜひこの記事を参考にされてください。
主婦が子離れまでに資格を取得するなら?取得しやすい方法は?を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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