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地震の際の「デマ情報」には注意して!!〜SNSを使わずに情報を得る手段

地震の際の「デマ情報」には注意して!!

2018618日(月)758分頃 大阪北部を震源地として震度6弱の地震が発生しました。

朝の通学、通勤時間帯とあって、町中が大混乱したことと存じます。

大阪地震で被害を受けた皆様、1日も早い復旧を心より願っております。

このような災害時に「SNS」での情報は実にありがたいものです。

ライフラインが止まってしまいますので、様々な情報が遮断されてしまうんです。

今、周りはどのような状況になっているのか?

電気の復旧はいつ頃になるのか?

断水はいつまで続くのか?

この後の天気はどうなるのか?

生活をおくるにあたり、必要な情報がたくさんあるのに家庭のテレビを見ることができなくなるんですよね。

地震の際に準備しておきたいもの

いざという時のために、ぜひ「災害用ラジオ」は準備されておくべきです。

東北大震災、熊本地震を受け、より高性能なアイテムがたくさん販売されております。

充電器機能を持った災害用ラジオがおすすめですよ。(重要性を痛感いたしました。)

SOMECOOL懐中電灯 LEDラジオ

SNSによる情報

スマホ社会に生きる私たちは、情報が遮断されてしまうと、スマートフォンで「SNS情報」を頼ってしまうものです。

それにより、各地の被害情報なども知ることができるわけですが・・。

多くの情報が錯綜する中で、デマ情報も非常に多いということを忘れてはいけません。

今回の大阪地震でも直後に、Twitterなどで多くのデマ情報が流れていたようです。

618日午前9

「大阪府北部で震度6弱でシマウマ脱走って #地震速報」といったツイートなどが、ネット上に拡散されました。

大阪府も公式サイトのトップページでは

本日758分に発生した地震のあと、SNSでは実際に起こっていない事故など、事実と異なる情報が発信、拡散されています。

情報の発信元にはご注意いただき、信頼できる情報かどうか、十分に確認をしてください。また、未確認の情報をむやみに拡散しないでください。

との注意が促されました。

SNSツイートへの注意

2年前の熊本地震を受け、熊本市長の大西一史市長はこのようなツイートを発信されました。

熊本地震の際、非常に多くのデマ情報がツイートされ熊本市役所職員の方々、本当に苦労されていらっしゃいました。

動物園からライオンが逃げた
ライオンが逃げたという情報には、100件以上の問い合わせがあったということ、同じ被災者である職員の対応を考えると胸が痛みます。

ショッピングモールから火災発生
20分後には訂正が入りましたが、震災報道の特別番組の中でこのような情報があると報じられました。

大掛かりな炊き出しが〇〇小学校であります
避難所となっていた小学校では、その対応に追われ、本来の業務がストップしてしまったとのこと。

など、心身的にも肉体的にも疲れている人たちにこのようなデマ情報が流れたんですね。

そんな時だから、動揺される方がとても多いのです。

SNS」はとても便利な反面、時に多くの人を混乱させるものでもあります。

デマ情報を書き込むと、「信用毀損罪」「名誉毀損罪」「業務妨害罪」などの罪に問われる可能性も十分に考えられますので、送信する際には十分な配慮が必要です。

これは被災地以外の方にも伝えたいことですが、地震発生後にはデマ情報の拡散が起こります。

今回はシマウマが逃げ出したというデマ情報が流れましたが、Twitterを見た方は、いまいちど立ち止まって「この情報は本当だろうか?」と考えるべきです。

“逆検索”をし、その情報の真偽を確認すべきです。

ですから、すぐにリツイートせずに、情報が正確であることを確認してください。

また、便乗詐欺にも気をつけてください。義援金詐欺や被災地の屋根などの点検詐欺が必ず出てきますから、注意してください。

【大阪北部地震】倒壊予想の場所に注意、デマ情報に注意生死分ける日頃の対策リスト

地震の際に情報を得る手段

SNS情報」を見る、見ないは自己判断になりますが、余計に不安になることも考えられるため、状況が落ち着くまで「閲覧しない」というのも一つの選択だと思います。

自らの経験で、災害時に情報を得る手段として有効だったことをご紹介させていただきます。

災害用ラジオ

繰り返しますが、今の状況を知る貴重な情報源となります。

少なくとも、TwitterなどのSNSよりは正確な情報を入手することが可能ですし、ご自分でラジオを携帯していなくても地域の方どなたかが必ず持っておられますので、一緒にお聞きになられると良いですよ。

県や市の公式サイト

インターネットがつながる場合は、県や市が運営する公式サイトをご覧になると、地域の状況が正確にわかります。

避難所、給水所、支援物資の配給場所なども詳しく記載してありますので、必ずご覧になってください。

電話による通信

不特定多数の情報が飛び交うSNSよりは、信頼できる知人との情報交換の方が安心できます。

そういう意味でスマートフォン(携帯電話)というものは欠かせない媒体ですね。

もしもの時のために、こまめに充電されておくことをおすすめいたします。

地域との連携

何よりも助けとなるのは近隣の住人だと感じます。

地震の後は、交通手段も何かと制限されてしまうため、頼れるのはご近所の方々です。

皆で協力しあって、情報交換をしながら数週間を過ごしました。

日本人の素晴らしさを実感することができる時間でもあり、日本人であることを誇りに思うことができました。

避難所に行く

避難所で過ごしていなくても、避難所には市職員の出入りなどもあるため、必要な情報は壁などに掲示されています。

求める情報があれば、避難所に行ってみるのも良いですよ。

余震が続き、現状に不安を感じていると、正直「SNS」を閲覧する気持ちになれなかったのですが、必要な情報を得るにはそれほど困ることはありませんでした。

多くの皆様の作業により電気の復旧も早く、テレビ、ラジオなどは早い段階で使うことができましたので、ニュースを観ることもできます。

不安を煽られる心配のある方は、どうぞ「SNS」はしばらくお休みされてください。

また、情報をツイート、リツイートする際には十分配慮した上で発信したいですね。

皆様の心が一刻も早く、穏やかになりますように!!

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地震の際の「デマ情報」には注意して!!~SNSを使わずに情報を得る手段を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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