健康

出産【弛緩出血(しかんしゅっけつ)】の原因や症状とは?〜体験した私がママたちに伝えたいこと


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「お産は命がけ」とはよく言ったもの。

「お産」とはお腹の中に新しい命を宿った時から始まっています。

十月十日で元気な赤ちゃんが生まれてくるまでに、は幾多の試練を乗り越えていきます。

十月十日という長い時間の中で、母体、赤ちゃんともに危険にさらされることも十分に考えられます。

お産では何事もなく元気な赤ちゃんが生まれることを願うばかりですが、知っておきたい「危険」もあるんですよね。

皆さま「弛緩出血(しかんしゅっけつ」をご存じでしょうか?

[関連記事] 子育て歴22年のママがおすすめする「心が穏やかになる」子育て本!!

 

弛緩出血(しかんしゅっけつ)とは?

赤ちゃん(退治)が生まれると、通常は胎盤が排出され子宮が急速に収縮します。(空っぽになりますからね)

胎盤が剥がれた部分から多少の出血はあるものの、血管内に血栓が作られることで自然に出血は止まっていくものです。

しかし、子宮が良好な収縮できず、胎盤剝離部の断裂血管が絞扼(こうやく)できないために大出血を引き起こしてしまうのが弛緩出血(しかんしゅっけつ)です。

*絞扼(こうやく)とは、組織や血管などが圧迫される状態のこと。

出血が500mlを超えると「分娩時出血多量」と言われ、そのほとんどが弛緩出血であるとされます。

弛緩出血とは分娩後、子宮が収縮できずに大量出血を起こしてしまうことなのです。



弛緩出血(しかんしゅっけつ)の症状

・胎盤娩出直後から子宮腔内より暗赤色の出血が起こり,子宮自体は軟らか収縮不良を呈する。

・子宮体マッサージによって子宮は収縮するものの,すぐまた軟らかくなる。

・子宮腔内に出血や凝血塊が貯留すれば子宮底は上昇し,子宮底の圧迫により血液が噴出する。

(凝血塊貯留は子宮収縮を妨げる結果となります)

・出血が1,000ml を超えるとプレショック状態となり,2,000ml に達すると出血性ショックとなる。

・出血が増量すると消費性凝固障害によるDICを発症する。

 DICとは、播種性血管内凝固症候群(はしゅせい けっかんない ぎょうこ しょうこうぐん)の略で、出血箇所のみで生じるべき血液凝固反応が、全身の血管内で無秩序に起こる症候群のことで、早期診断と早期治療が求められる重篤な状態で、治療が遅れれば死に至ることもあると言います。

参考記事 

 

わかりやすくご説明すると

分娩後、子宮からの出血が止まらない。

子宮内に血液や血の塊が溜まり、さらに子宮収縮が悪くなる。

出血量が増えると命の危険にさらされる。

ということです。

赤ちゃんが生まれたら子宮は自然に収縮するものと考えますが、収縮できずこのような症状を引き起こしてしまうことがあるのです。

 

弛緩出血(しかんしゅっけつ)の原因

*お産が長引いたり、巨大児や多胎妊娠(双子や三つ子)、羊水過多などで子宮が伸びすぎることで子宮筋が疲労している。

*出産後、胎盤や卵膜の一部が正常に排出されず子宮内に残ることで炎症や細菌感染を起こすことがあり、子宮が収縮できなくなる。

 

弛緩出血(しかんしゅっけつ)の治療法

*子宮内に残留物(胎盤など)があると診断されれば、除去します。

*子宮収縮薬の投与、腟内に手を挿入して子宮を直接圧迫する、お腹に手を当てて円を描くようにマッサージするなどの方法で子宮収縮を促します。

*バルーンを子宮に入れ、生理食塩水などでバルーンをふくらませ、子宮の中を圧迫して止血します。

DICの治療が必要だと判断された場合、抗凝固剤と凝固剤の両方を適切に補充しながら止血をしていきます。

*これらの処置で出血が止まらない場合は、開腹手術が行われることもあります。

参考記事

 

弛緩出血を体験して

22年前、初めてのお産で「弛緩出血」を体験しました。

初めてのお産で何もわからない状態、さらに分娩台で出産したままの状態で事の重大さがわからないままだったのは、今思えば幸いだったと感じます。

妊娠中「切迫流産」「切迫早産」と診断され、2ヵ月ほど入院しましたが、赤ちゃんにも母体にも特に異常はなく、予定日を迎えました。

「切迫早産」だったために、赤ちゃんが早く生まれてくるものと思っていましたが、実際は予定日を2日過ぎてのことでした。

「破水」からの始まり。

微弱陣痛(びじゃくじんつう)でなかなかお産が進まず、赤ちゃんが弱ってきているとのことで陣痛促進剤を使うことに。

そこから生まれるまでは、ごく普通のお産だったと思います。

3180gもある元気な女の子が誕生

赤ちゃんの元気な姿を確認して、ホッとしたところでまわりが慌ただしくなるのを感じました。

「何があったんだろう?」

なんの説明もないまま、分娩台に放置されていました。

この日は日曜日で「スタッフ(看護師さん)が少なかいからバタバタしているのかしら?」と考えてました。

でも、他に陣痛待機している人はいなかったし・・・。

自分が分娩室に入った後、急患の方がいらっしゃったのかな?

お産後、まさかの激痛

しばらくすると、ドクターがやってきて「ご主人は退室してください」と。

出産からずっと立ち会ってくれていた主人が引き離されたとき、ただ事ではない何かを感じました。

何やら処置をする準備。

ドクターが近づいたその瞬間、出産以上の激痛が走る・・・。

おそらく、子宮内に残留物(胎盤など)があると診断され、その処置が行われたのだと思います。

ドリルのようなものでグイグイと子宮を開かれるのがわかりました。

さらに、何かで子宮内をかき回されている感じ。(これは数日にわけて行われました)

血圧も一気に200くらいに上がり、表現できない痛みが数分続いたのです。

この処置は、正直、陣痛よりも痛かったです。

しかし、ドクターからはなんの説明もないまま・・・。

何があったの?

何が起きているの?

体が震えだす

処置が終わり、分娩室に主人が戻ってくるもドクターの説明がないので何が起きているのかわかりません。

二人で話していると、急に寒さを感じました。

寒くて、寒くて、体が震え出します。

大量に出血による「血圧低下」によるものだと考えられます。

看護師さんに伝えると「酸素マスク」を装着されました。

しかし、寒くてたまらず、体の震えは止まりません。

輸血

しばらくすると、またまわりがバタバタと慌ただしくなりました。

「次は何をされるのか?」

「どんな痛みが待っているのか?」

そう考えると、ただただ恐怖でしかありませんでした。

すると、看護師さんから「輸血に同意書をお願いします」と・・・。

輸血・・・?!

何の説明もないまま輸血なの?

でも、一刻を争う事態であることは感じ取れたので、主人がサインをしました。

驚くことに、輸血量は「2200cc」

数日に分けて、輸血を行いました。

輸血量を見ても、命の危険にさらされていたことが十分にわかります。

出産から数日経って、婦長さんがおっしゃいました。

今の時代で良かったですね。

一昔前であれば、あなたは命を落としていましたよ と。

出産による「母体死亡」の原因第一位は出血なのだそうです。


?! Σ(・□・;)

この時点でも、ドクターからの説明はないままでした。

ただ「出血が多かった」とだけ。

出血が多かった原因をたずねましたが「原因はわかりません」と。

とにかく謎すぎる出産体験で「弛緩出血」という診断名を知ったのは、退院の際に手渡された母子手帳の記入を見た時でした。


(分娩所要時間は「陣痛促進剤」を入れてからの時間が記載されているようです。)

 

弛緩出血の症状、原因、治療法を知ったのは退院した後のこと。

あまりの恐ろしさに「知らなくて良かった」とも思いましたが、症状や治療について何の説明もなかったことに疑問を抱いたことも事実です。

弛緩出血について知れば知るほど「お産は命がけ」ということを身にしみて感じています。

あってはならぬこと!!

しかし、お産を終えてみなければ誰にも予想できないことですので、これから出産をされる方にはぜひ、知っておいていただきたいと感じます。

 

女性保険の加入をおすすめ

「弛緩出血」の治療により、処置、輸血、入院延長で通常の出産よりも医療費は高額となりました。

私は偶然にも「女性特約」付きの保険に加入していたため、入院・治療費+見舞金が支給されました。

おかげで、費用的な心配は一切なかったんですね。

もちろん、自然分娩で適応されることはありませんが(保障される保険もあります)、加入してたことで余計な心配をしなくて済んだのです。

女性が結婚して出産を考える場合は「女性保険」に加入されておくことをおすすめします。

自然分娩の保障 、帝王切開の保障が付いているタイプ

帝王切開のみに保障が付いているタイプ

異常分娩に保障が付いているタイプ

「女性保険」といっても様々な種類があります。

安易に決めるのではな保険のプロに相談して検討されることをおすすめ致します。

何事もなければ適用することがなくても、私のような体験をした場合にはやはり必要なものだと感じました。

ぜひ、一度お調べくださいね!!


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出産【弛緩出血(しかんしゅっけつ)】の原因や症状とは?~体験した私がママたちに伝えたいことを最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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