最近のショッピングで、我が家で大ヒットしたのは「珪藻土マット」
みなさん、珪藻土マットをご存知でしょうか?
自分はニトリで見て以来、ずっと気になっていた商品でした。
いわゆるバスマットの代わりとして使うものなのですが、これがバスマット以上の使い心地で驚きました。
発売以来、気になりはしていたものの、ずっと半信半疑だったのです。
こんなものが足の裏の水分を吸い取ってくれるのだろうか?
また、狭い浴室にこんなものを置いたら邪魔になるのではないかと・・・。
いやいや、しかし想像以上に効果抜群で今では家族全員のお気に入り品となっております。
珪藻土(けいそうど)
吸水性の高い珪藻土を板状に加工したバスマットのこと。土のような質感があり、素早く乾く特徴がある。
Weblio辞書にはこのように説明されていますが、土のような質感と言われると、少し違う気がします。
どう表現したら良いのか・・・?
踏んだ瞬間、硬めのパイン材に乗っているような感覚で「土」ではないのですよね。
珪藻土とはもともと、藻類の一種である珪藻の殻の化石による堆積物(堆積岩)なのです。
珪藻の殻は二酸化ケイ素でできていて、珪藻土もこの二酸化ケイ素を主成分としています。
水分や油分を大量に保持することができため、乾燥土壌を改良する土壌改良材や、流出した油を捕集する目的で使用されることが多く、耐火性と断熱性に優れているため建材や保温材として、電気を通さないので絶縁体や適度な硬さから研磨剤としても使用されている優れものです。
そんな珪藻土の性質を利用して、DIYリフォームなどを楽しむ方も多いですよね。
見た目もおしゃれでいい風合いを出してくれるのですが、それだけではなく水分を保持する性質は、高温多湿の日本の風土にはよくマッチしている素材なのだと思います。
夏場の暑く湿気が多い場合はそれを吸収し、冬場の寒く乾燥している場合は放出するため結露対策建材としても大活躍しています。
珪藻土マット
そんな珪藻土のメリットを活かして作られたのが珪藻土マットなのです。
従来のバスマットも高品質で肌触り抜群のマットがたくさんあります。
でも、やはり足裏のジメジメ感がどうしても残ってしまうのですよね~。
とても不快です・・・。
しっかり拭き上げたつもりでも、マットから降りると足裏が床にペタペタと張り付いて、気持ち悪く、床の埃などがつく場合もあり、せっかくのお風呂上がりの足なのに台無し・・という事態に陥ってました。
また従来の布製のマットだと、菌の繁殖やカビについても細心の注意を払う必要があります。
毎回洗濯をしてカラッとなるまで日干しするのが日常で、梅雨など雨が続く時期には悩みのタネにもなっていました。
珪藻土マットはそのような心配が全く必要ないのです。
使い終えたら通気の良いところに立てかけておき、吸水性が悪くなったな~と感じたら少々天日干しをするだけ・・。
(我が家はまだ天日干しさえしたことがありません)
お手入れ方法も簡単すぎて、掃除や洗濯が面倒な主婦にもぴったりなのです!!
びしょ濡れ状態の足で立ってみます。
でも、この程度の足形しか残りません。
吸水性の良さを感じていただけるのではないでしょうか?
この後、数回足踏みをすると足の裏はサラサラになり、そのまま床に降りてもペタペタ張り付くこともなければ、床に落ちた髪の毛がくっついたり、ホコリなどがくっつくこともありません。
逆にサラサラすぎてとっても気持ちが良いのです。
使用後はこのように通気の良いところに立てかけておきます。
洗濯も必要なし、日干しも要らないという簡単お手入れで、これだけの成果が現れるのですから主婦にとってはありがたいアイテムです。
ただ、家族全員で毎日使っていれば皮脂汚れなどで黄ばんでしまうこともあります。
そんな時は、100均で購入したヤスリでゴシゴシこすると良いのです。
ゴシゴシこすると粉が出ますので、その粉を払えば元どおりの珪藻土マットが復活します。
半年に一回ほど、ヤスリを使ってお手入れすれば元通りになるのでコスパも最高ですよね!!
珪藻土は呼吸する土とも言われます。
「調湿」機能でバイ菌やカビ菌の繁殖抑制の働き促し、消臭作用も持っています。
多湿な浴室、脱衣場には最高のアイテムではないでしょうか?
珪藻土の性質を利用したアイテムは、バスマットだけではなくコースター、石鹸トレイ、水切りトレイなど多数商品が販売されています。
「珪藻土 商品」で検索すると色々なアイテムを知ることができますよ。
珪藻土マットのお値段は?
購入するとなると、気になるのはお値段ですよね。
良いことはわかっていても、高額なものは勇気がいるし・・・。
我が家もそんな理由から一番お安いものを選んでみました。
使い心地やその成果にも不安がありましたので、高額を出す勇気がなかったのです。
でも、安価なものでも十分満足できましたよ。
≪楽天ランキング入賞≫【2017モデル】珪藻土バスマット 60cm 珪藻土バスマット Lサイズ
2.000円以内のもので十分に使えると感じています。
このお値段で洗濯不要というだけでも元をとれると思いますし、寿命2年という説もあるようですが「消耗品」と考えてもお高くはないと思います。
不信感のある方は一度この程度のお値段で試してみて、気に入った場合、寿命が長いとされる高性能ものものやデザイン性に優れたものを使われてみてはいかがですか?
割れることがあります
珪藻土マットは布とは違い、あくまでも珪藻の殻の化石による堆積物(堆積岩)が主原料となっているため、使い方によっては割れることがあります。
万が一割れた場合、接着する術がないためヤスリで削って割れ目を滑らかにするしかありません。
でも、考え方によっては味のあるオリジナルデザインになる可能性もありますよ。
直射日光に当てるとひび割れの原因になることがあるので、干す場合には陰干しするようにご注意ください。
とはいえ、相当乱暴な扱いをしない限り、そう滅多に割れるものではないのであまり心配する必要もないかと思います。
水虫対策にもおすすめ
日本の気候性質上、水虫の悩まされる方も多いのではないかと思います。
水虫は白癬菌(はくせんきん)というカビ菌(真菌)が原因です。
白癬菌は皮膚表面の角質層に侵入して、角質層のケラチンという成分をエサにして定住・増殖するのです。
急激に増殖する条件としては、温度15度以上、湿度70%以上。
温度・湿度が上がって、高温多湿の環境になれば、さらに活発に活動します。
ということは、夏場のお風呂上がりの足裏環境は特に気をつけておきたいですよね。
水虫の「治し方」にはなりませんが、予防対策としても珪藻土マットはおすすめですよ。
さらりと乾きますからね!
(水虫の治し方、治療方法、薬などについては専門医の診断を受けてください。)
バスマットを使用の場合、水虫菌が生息していたら、ふやけた皮膚を経由して水虫に感染してしまいます。
珪藻土マットでは菌の繁殖やカビについての心配がないのも嬉しいですね。
ただし、指の間についてはタオルで丁寧に拭き取る必要があります。
白癬菌(はくせんきん)を増殖させないためには、水分を残さないことが必須となります。
珪藻土マットについて、いかがだったでしょうか?
きっと自分と同じように「使ってみたいけど、なんだか勇気がないな・・」と考えている主婦の方って多いと思います。
そんな方々に、普通の家庭の主婦としてお手入れ簡単、安価で購入できる、水虫の予防にもなる珪藻土マットをおすすめいたします。
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珪藻土マットを購入したら お手入れ簡単すぎて忙しい主婦におすすめ だと思ったを最後までお読みいただき、ありがとうございました。