地元の小学校では運動会明け、6月初旬からプールの授業が始まります。
子どもたちはプールが始まるのを楽しみにしていますね。
保育園や幼稚園での水遊びは水着も自由、水泳帽も自由、入水後も比較的自由な時間を楽しむことができました。
小学校での「プール」はあくまでも「体育」の授業として行われますので、決まり事なども増えますよね。
なんせ、小学校の標準的なプールサイズは「幅12m×長さ25m×深さ1.2m」ですから、それぞれが自由に勝手な行動をすれば事故に繋がります。
事故を防ぐために、より良い環境で授業が行えるための規則です。
ご家庭でも子どもさんにきちんとお話ししておくのが良いかと考えます。
では、小学校のプール授業ではどのようなものを準備して、どのようなことに気をつけたら良いのでしょうか?
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プール授業で準備するものは?
プール授業での準備については、必ず小学校からお便りでの案内がありますので、保護者が見落としの内容にご確認ください。
一般的には
・スクール水着
・水泳帽子
・タオル
・プールカード
・ゴーグル
・プールバッグ
ではないでしょうか?
どのようなものを購入すれば良いのでしょう?
スクール水着
男の子はこのようなセミロング丈、ロング丈タイプが主流です。(スパッツのようなもの)
メーカーなどの指定は特にありませんので、子供さんを相談して決められると良いでしょう。
女の子はこのように、スパッツの上にスカートが付いたタイプのワンピースや
タンクトップ+スパッツと上下別々になったセパレーツタイプのものが多いようです。
割合としては半々くらいでしょうか?
子どもの好みで構わないと思いますが、上下別々のセパレーツタイプは着替えがしやすいというメリットがあるようですよ。
また、スイミングスクールに通う子どもさんは、競泳用の水着を着用している子もいます。
色は紺 or 黒という指定がありますが「絶対これでなくてはいけない」という決まりはありません。
水泳帽子
小学校の体育授業では、このようなメッシュタイプの水泳帽子が一般的で着脱もしやすいです。
スイムキャップは必須です!!
小学校では、学年ごとにスイムキャップのカラーが違います。
必ず、子どもさんの「帽子の色」を確認して購入しましょう。(好きな色ではありません。)
タオル
タオルに関しては自由ですが、ほとんどの小学生がこのタイプを使用しています。
丈の長いものが着替えやすいと、我が家の娘たちはロング丈のものを選んで使っていました。
ゴーグル
ゴーグルも自由なので、子どもさんが好きなタイプのもので構いません。
プールバッグ
プールバッグも自由なので、子どもさんが好きなタイプのもので構いませんが多く使われているのはこのようなタイプです。
巾着型のプールバッグ
個人的には、透明ではない中身が透けないものをおすすめします。
プール授業用品は特別高価なものではなくても大丈夫です。
小学校6年間は、子どもの体がぐんぐん成長していく時期です。
当然、、水着の買い替えが必要になりますので適度な価格のものをこまめに買い換えるのがおすすめ。
また、学校でも「水着販売」が行われます。
体育の授業で使われるものだから標準のものを使いたいという場合は、学校での販売日を待って購入されると良いですね。(必要なものが全て揃っています。)
ゼッケン
小学校、中学校、高校とプールの授業では、必ず「ゼッケン」が必要です。
厳しい学校では、ゼッケンがないとプールの授業が受けられないこともありますので、事前に縫い付けてあげてください。
小学校によって「規定のゼッケン」がある場合もあります。
(規定のゼッケンは学校指定の店で購入することになります。)
購入する場合には、配布プリント等でご確認されるのを忘れないでくださいね。
雨の日のプール授業はどうなるの?
保育園、幼稚園では屋内で水温調節されたプールが多いですよね。
さほど、お天気に左右されることなく、プール活動が行われています。
対して公立の小学校では、そのほとんどが屋外にプールが設置されています。
6月と言えば「梅雨」
雨の降る日が増えますが、雨の日はプール授業は行われないのでしょうか?
一概に「雨だからプール中止」とは言えません。
「プール授業」が行われる基準は
水温+気温をして45度以上・水温+気温をして50度以上が一般的です。
学校によって多少の違いがあると考えられますが・・。
・低学年や初心者ほど水温に敏感で、一般的に22°C未満ではあまり学習効果は期待できません。
そのため、水温は 23°C以上であることが望ましく、上級者や高学年であっても 22°C以上の水温が適当といえます。
・水温と気温の差は、水温が若干低くても気温が高ければ不快感は少ないし、反対に水温が高くても気温が低ければ快適ではありません。
・以上のことから、ここに示した水温はあくまで目安であり、プールを使用するかどうかについては対象者の学年、能力、水温、気温、学習内容などを考慮して判断することが大切です。
文部科学省の「第4章水泳指導と安全」には、このように記載されております。
実際、雨の日は気温が上がらないため「中止」になることが多いのですが、絶対にないとは言えず、水泳道具の準備は毎回行わなければいけません。
その時間になってみなければわからないということですね。
朝から雨が降っている、プール授業の予定があるという場合は、寒さ対策を考えておかれた方が良いでしょう。
体育授業の後は、体や髪が濡れているため、子供達は寒さを感じます。
パーカー、カーディガンなど上から羽織るものを持たせておくと寒さへの対処ができますよね。
ブルブル震えながら青白い表情で授業を受けることがないよう、各家庭でご配慮ください。
プールに入れないのはどんな時?
プールは体育の授業ですが、体調が悪い時には「見学」することも可能です。
では、どのような時に見学となるのでしょう?
*発熱・下痢をしている時(前日、そのような症状があった場合)
*伝染性皮膚疾患(水いぼ)、皮膚の化膿など、怪我をしている時
*耳・鼻・目に異常がある時(中耳炎・アレルギー性結膜炎など)
*持病がある場合
他、朝の時点で心配な症状がある場合は、必ずプールカードに記載しておきましょう。
プールカードの内容と本人の話を聞いて、担任の先生が判断されます。
プールの授業が始まったら、務めて早寝、早起き、朝食をしっかり摂ることを心がけてあげたいですね。
1年生の授業ではどんなことをするの?
決して、プール(水泳)が得意な子どもさんばかりではありません。
「うちの子だけ泳げなかったらどうしよう?」
「プールがあるから学校に行きたくないと言ったらどうしよう?」
という心配なママもいらっしますよね?
小学校に入学して、すぐに25泳がされることはありません。
1年生のプールでは「水に慣れる遊び、浮く・潜る遊び」が主な内容になっています。
低学年の間は、とにかく水に慣れ、浮く感覚を身につけることが重視されますので、心配要りませんよ。
場合によってはグループ分けをした授業が行われるので、全く泳げなくても大丈夫です。
我が家の娘たちは、全く泳げないグループでしたが無事に小学校を卒業しております。
でも、今はスイミングスクールに通っている子どもも多いため、泳げるお子さんが多いのは事実。
気になるようでしたら、スイミングスクールの春季講習や夏期講習に通わせてみるのも良いかと感じます。
日焼け止めは使える?
体育の授業ですので、基本的に「NG」です。
ただし、日焼けをしてはいけない理由がある場合は担任の先生にご相談ください。
認められる理由の場合は対処方法を指導して頂けますよ。
日焼け止めクリームではなくこのような「ラッシュガード」での対応がほとんどのようです。
小学校でのプール授業について、少し謎が解けたでしょうか?
プールは「水遊び」ではなく「体育授業」です。
子どもさんが苦手でも、必須授業なので必然的に受けなければいけません。
不安はあるでしょうが、子どもの成長を見守ることも必要ですね。
精神的な不安を解消するためにも他の点では心配が要らないようにしっかりと準備、対処をされてあげてください。
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小学校のプール授業~準備から授業まで親が知っておきたいことのまとめを最後までお読みいただき、ありがとうございました。