高校に入学すると、すぐに大学受験へ向けてのシフトチェンジをしなければいけません
勉強、勉強で受験を終えたばかりなのに過酷なものですよね。
期待に胸を膨らませ、晴れ晴れとした気持ちで向かう進学校の入学式では早々に志望校調査が行われます。
_φ( ̄ー ̄ ) 高校生たるもの休む暇はありません!!
すぐに大学受験に向けての準備が始まります。
夏休み(学園祭に合わせて行う大学もある)には、各大学のオープンキャンパスが開かれるため、現地に赴き情報を得る高校生の姿が見られます。
■ 東京工業大学オープンキャンパスについてはこちらをご覧ください。
オープンキャンパスに参加する時期(学年)
「オープンキャンパス」が夏休みにあるのはわかっているけど、何年生で参加したら良いものか?
と疑問を持たれる保護者も多いでしょう。
基本的に参加学年には制限がないので、いつでも参加可能ですが・・、
何のためにオープンキャンパスに参加するのか??
志望校を定めるためだと考えるば、少しでも早い時期がいいですよね。
その後の、モチベーションアップにもつながります。
進学校では、高校1年生の夏休みに参加する場合が多いかと思います。
気になる大学が数校ある場合は、掛け持ちで参加する高校生も少なくありません。
高校によっては学校側で「オープンキャンパスツアー」などを企画している学校もあります。
もし「日程が合わない」「今年は行けそうにない」という場合でも、次の年に開催されますので心配しなくても大丈夫です。参加は十分に間に合いますからね。
学校、学部変更などがある場合は2年生で参加することも十分考えられます。
他、オープンキャンパス以外でも大学内を見学することは可能で、キャンパスの普段の姿、大学や在学生の姿が見られるというメリットがあります。
申し込み方法
それぞれの大学のホームページ内から、インターネットで事前申し込みをする場合が一般的です。
(パソコン、スマホからの申し込みが可能です。)
開催時期が夏休みに入ってすぐ、7月下旬~8月上旬に行われる学校がほとんどで、事前申し込み開始が5月下旬~6月に行われます。
この事前申し込みをしておかないと、説明会、模擬授業などが受講できませんので必ず申し込みをされてください。(人気講義などは抽選になることが多いです)
新年度が始まったら、オープンキャンパスを希望する大学の公式ホームページをこまめにチェックする必要がありますね。
事前予約のみで、オープンキャンパスに参加することができます。
費用
オープンキャンパスそのものは無料で参加できます。
そのため、有名大学ともなると中学生、小学生の参加者もいますよ。
「無料」で参加できるので、気軽に参加できるというメリットがありますね。
ただし、希望校が「県外」の場合は別です。
交通費、場合によっては宿泊費用が必要となりますのでその費用を準備しなければいけません。
オープンキャンパスの開催が夏休みの場合は、飛行機や新幹線などを交通手段とされる方、宿泊が必要な方は早めの予約が必要です。(直前では予約がとれなかったり、料金が高くなってしまいます。)
*自分の場合
確実に交通チケットや宿泊先を確保するため、大学に事前申し込みをすると同時に交通・宿泊の手配をしました。
夏休みが近づくと、お得なパックツアーがなくなったり、料金が上がることもあるので、早め、早めの手配がおすすめです。
自分は「航空チケット+宿泊」が必要だったのでこちらを利用しましたが
航空チケットのみでしたら国内格安航空券予約サイト【エアリザーブ】がおすすめです。
宿泊先は、大学所在地の近くにホテルを予約すると良いでしょう。
大学まわりの様子を朝、昼、夜と見ることができるため、入学する際に住まいを決めるときの参考にもなりますよ。
服装について
オープンキャンパスでの服装は基本的に自由です。
制服、私服、どちらでも可能です。
割合的にも半々といったところですので、特別こだわる必要はないかと感じます。
日帰りできる場所であれば制服でも良いですし、遠方で持ち運びを考えると私服が便利なのかと考えます。
服装によって、何かを評価されるということはありません。
「Tシャツ+パンツ」がほとんでした。(参考までに画像をつけてみました。)
女子学生に関しては、ワンピース、ジーンズやワイドパンツにTシャツなどなど、実に様々でした。
教室によっては冷房が効きすぎている部屋もあるため、羽織ものを一枚持っておかれると便利です。
メイクやカラコンなどについては禁止されてはいないものの、あくまでも授業の延長と考えると必要性を感じません。
受講される方の任意でよろしいかと思います。
持ち物
バッグ:資料書類が渡されますのでA4サイズが入る大きさのもの。
クリアファイル:資料を入れるためのファイルがあると便利。
筆記用具:模擬授業などでメモする際に必要。
ノート:必要なことを書き込むためのもの、メモ帳でも良い。
この程度で大丈夫、特別なものは必要ありません。
中学校、高校のように上靴も必要ありませんでした。
高校生のみなさんはスマホをお持ちでしょうから、残しておきたいビジュアルがあったら画像保存しておきましょう。
記念撮影をされている方が多いですよ。
保護者はどうしたら?
基本的に「本人のみ」の参加で構いません。
保護者も一緒にオープンキャンパスにいった方が良いのか?という点については、それぞれのご家庭で異なります。
高校生同士で参加する場合もあれば、保護者同伴で参加する場合もあります。
任意で・・ということになるでしょうか?
保護者同伴の「進路相談」「生活相談」なども行われているので、遠方の方には同伴をおすすめします。
参考までに。
自分の場合は遠方(県外)ということもあり、土地勘もなく、一緒に参加する友達もいなかったため同伴致しました。
模擬授業も一緒に受講できるので、なかなか面白いと思います。
大学生がどのような勉強をして、どのような研究に携わっているのかを見ることができたのは、子供の将来を想像できる良い機会となりました。
また、学校のまわりを歩くことで土地柄を知ることもできるので子供を一人暮らしさせる時の安心材料となります。
ただし、単純に交通費用は倍になります。
我が家では「飛行機+宿泊」でしたので、一回のオープンキャンパスで10万円ほどかかりました。
遠方受験の場合は、何かと出費が嵩みますね・・・。
オープンキャンパス参加者の声
友達と2人で行きました!この日は、制服で参加です(*^^*)
学科説明、聞きに行こうとしたんですが、行くのが少し遅く、すぐに満席に! 文学部全体の説明だったので、これは早く並ぶべきです!
その後、専修ごとの模擬授業があったのですが、それまで50分くらい暇に… 文学部全体の説明会が行われてる教室で行われる予定の専修の模擬授業を私は聞きたかったので、中に入って待つこともできませんでした。
一人で、制服で参加。様々な研究室を見学することができ、その研究室ではどんな内容を研究しているのかを詳しく教えてくれた。研究室ごとに研究する内容は全く違うので、大学に入ったらどんな内容の研究をしたいのかをよく考えていかなければならないと思った。
個別相談で入試制度についていろいろと質問しましたが、どんな質問にもはっきりと答えていただけました。また、学科についての質問もとても親身に聞いてくださって良かったです。
母とあまりカジュアルすぎない服装で参加しました。
オープンキャンパスまとめ
・新しい年度が始まったら、大学の公式サイトで情報をチェックする。
・事前申し込みが始まったら、必ずパソコン、スマホから申し込みをする。
・アクセス方法を調べ、航空券、JRチケット、宿泊が必要な場合は予約する。
・最寄りの駅、バス停から大学までの道順を下調べする。
高校1年生でオープンキャンパスに参加する場合は、入学後すぐから同時進行の作業となりますので、どうぞ忘れないようにサイトチェックをされてください。
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大学オープンキャンパスはいつ行く?~ 時期 申し込み方法 必要なことなどのまとめを最後までお読みいただき、ありがとうございました。